■ そして、ネックは言いました(4/4)





でも、今から
説明してくことは、

『 けっこう ツラい話 』
なるかもしんないから…


そこんとこ
覚悟 すんのよ?






いつもなら、

『 なに 反論してんのよ、
この クズ!! 』




ぐらい 言い返してくる
はずの ネック の、

この 意外すぎる反応に…



ふき
うっすらと、

「怖さ」のようなものすら、
感じてくるのでした…











そんな ふき
戸惑いで、

空気が固まってしまった
部屋の中に…



そのとき 突然、

軽やかな 玄関チャイムが
響きわたりました。








あの… 失礼します。


ふきくん の お住まいは、

こちらに
なりますでしょうか?







玄関ドアの
向こうからは、

そんな、親しげな中にも
キチンと節度を感じさせる
心地よい男性の声


流れてきます。





しかし
不思議なことに、

名前を呼ばれた
ふき本人には、

「その声に まったく
心当たりが無かった」
のです…










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