★ トンビを交えて 討論再開(4/5)





そんな会話を交わす
1人と1匹を、

ミューラー が、
不思議そうに
見つめています。





しかし、

ふき から「事の経緯」を、
教えてもらうと、


このトンビ紳士、

急に 目を輝かせ、

声のトーンを
半オクターブほど
上げました。






『幸福』について考える…?

それは 面白そうですね!


私のような 鳥ふぜいが
おこがましいと
思われるでしょうが…


よろしければ私も、

その議論の お仲間に
加えては いただけない
でしょうか?






ミューラー の 申し出に、

ふき
うなずこうとすると…



それよりも早く、

ネック が サラリと、
こう 回答したのです。





もちろん OK よ、
ミューラー


シッカリ
「あたしの フォロー」
すんのよ?






ネック の 言葉に、
ふき が 凍りつきました。




そ、そういえば、
さっき ミューラーさんは

ネックさんの
手伝いに来た』

とか なんとか…





ただ、当のトンビ紳士は、

ネック の フォローのため」
というよりは、


純粋に、
『幸福』についての討論に
混ぜてもらえることが
うれしくて たまらない

という感じです。







( ここは しばらく、

様子を見てみるか… )



ふき は、
そう考えました。






[章の 目次 に戻る]