★ トンビを交えて 討論再開(5/5)





そんなこんなで、

部屋の真ん中で
輪を作って座り、

お互いの顔を眺める、
1人と、1匹と、1羽…


    




ふき ご自慢の「幸福」の、

一体どこが、
ネック の お気に
召さなかったのか…



『生きる意味の「正体」』
についての
討論の火ぶたが、


今 あらためて、
切って落とされました!








…ただ、

そんな
ワクワクドキドキ
空気の中にあって、


ふき は 頭の片隅で、

なにか釈然としないもの
感じておりました。






たしかに、
あの冬の日、ふき は、

ミューラー
肉まんを盗られる」

という、

ビックリの事件に
遭遇しましたが…



なにか もう1つ。

とても 重大な事件 が、
起こっていたような気が
するのです。





気のせいかなぁ…


まあ、「思い出せない」
ってことは、

「その程度の事件だった」
って 事なんだろうけど…





そんな独り言を
つぶやきながら、

首をかしげ、
苦笑いをする ふき を、


ネックミューラー は、

ただ 静かに
見つめるのでした…


  






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