■「学歴」は、ガマン大会の賞品?(6/10)





もちろん、「学歴」は
単なる飾りとは限りません。


中学、高校、大学に
進むにしたがって、

扱っている学問の内容も
深く、難しくなっている
のは
確かなのですから。





ただ、今の わが国においては


「記憶力という能力1つだけ」を
評価の大半に すえられ、


記憶力さえ高ければ
さも「能力全般が高い人間」
であるかのように
勘違いされ、


「いい学歴さえあれば、
必ず 自分の望む人生が
手に入る」かのように
思いこまされている
せいで…





学生さんが、
いざ 社会に出たときに、

「本人」は ギャップに苦しみ、

「企業」は、学生さんの認識を
社会人の それに作り直すために、
四苦八苦させられています…





ふき が、

「そうなんだよなぁ…」
といった
疲れきった顔で、

うなずきました。








そうした学校教育の
弊害の1つが、

今まさに ふきくん が
苦労されている
『 新人教育 』だと、

私は思うのです。





「記憶力」だけを強化しすぎた
若者たちを、

「応用力」も持った社会人に
『 再教育 』しなければ
ならない手間
は、

会社側にとっても
多大な負担 です…





こうした、

「今の学校教育」が生む
非効率性
は、

社会全体をスムーズに回すのを
阻害している
面があると、

私には、心配されて
ならないのです。



  






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