■ しあわせを『無限化』してみよう(2/4)





ヒドいっっ!

ふきさん が
心から大切にしていた
「しあわせ」を、

2匹がかりで
否定するなんてっ!


こんなの まるで
イジメ じゃないですかっ!





突然、かみね
激怒 & 涙目 になられ、

ミューラー
ショックを受けてオロオロ…

ネック は、「けっ」
ウザそうな顔で
舌打ちをしました。


  







わたし…

ミューラーさん だけは、
信じていたのに…




かみね としては、

ミューラー が、
ふき の家に来る前に
半月ほど おこなっていた

「人間についての勉強」
付き合っていた
こともあって…


裏切られたような
気持ち
になって
しまったのでしょう。





あたしは
信じてないんかい…



かみね の、
ミューラーさんだけは」
という部分に、

怒り顔の ネック ですが…



一方の ミューラー は、
大あわてで、
こう 釈明しました。



い、いやいや、
かみねさん!

私たちも 決して、
ふきくん を
やり込めようとして、

あんな話をしていた
わけではないのです。


ただ…





最後の 「ただ…」
反応して、


ふき
怪訝(けげん)な顔つきで、

かみね
涙に うるんだままの目で、

トンビ紳士の顔を
見つめました…


  






ふきくん が
私たちに主張されていた
「しあわせ」は、

「しあわせ」の本体
では無かった
のです…


『 しあわせの 本体 』
から のびている
枝葉
だったのです。






[章の 目次 に戻る]