■「お金」を無限化してみる(6/6)





「無限のお金」を
持たせてやるって
言ってんのに、

たかだか
1兆円の はした金で
泣きごと
ほざいてんじゃないわよ、

ヘタレ!!






ふき の 憐れな絶叫が、
リビングにコダマしました。




なんで こんな
理不尽な理由で、

ネック のツメの一閃
食らわなければ
ならないのか…??



『これが 金持ちの苦悩か…』





ふきは、痛みで
床を転げまわりながら、

意味不明な悟りに 達し、






かみね
真っ青になって、
右往左往…




そんな修羅場を
物ともせず、

ミューラー
ゴーイングマイウェイに
説明を続けます。





たしかに、
「お金」が 大量にあれば、

資本主義社会においては、

その行動の 可能性は
大きく広がります…





でも、

ふきくん自身に
「知識」や「選択眼」が
無ければ


巨大な「お金の力」を
手に入れたとしても、

「有効活用」することは
難しい…





「その人自身の能力」に
見合った「お金の力」

あってこそ、

はじめて お金は、
しあわせを得る「手段」
に 成りうるのであって…





決して、
『お金』そのものが
「しあわせ」の本体
というわけではない…

という事が、

お分かりいただけたのでは
ないでしょうか?






ミューラー
そんな言葉が、

痛さで 床をのたうちまわる
今の ふき の耳に、
届いたかどうか
は、

はなはだ 疑問ですが…


    






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