■『友だち』を
無限化してみる(3/4)

『友だちで必要なのは、
「量」ではなく…』





それにねぇ…



ネック が、補足するように
語りだしました。





「好き嫌い」ってものは、
誰にでも あって当然

なのよね。


それが ある意味、
『個性』ってやつ
なんじゃないの?





なのに、
「皆が皆 あたしのことを
好きになる」
なんて、

うれしいって言うよか、

むしろ、
疲れるし、気持ち悪い
思うけどなぁ。





この意見は、

例の 公園 で、
近所の人たちの間で
人気者 だったという
ネックさん ならではのもの

だなぁ… と、


ふき は、ちょっと 驚き、
ちょっと 感心しました。








おっしゃられる通り
ですね。

この世の全ての人々が、
「ある1人の人物に
好印象しか抱かない」

なんて、

『洗脳』か『情報操作』
でも しないかぎり
実現しない、
異常事態 だと思います。





もちろん、

だからこそ
『無限化』のような
「思考実験」の 題材に
適している…

とも言えるのですが。





『味方』もいれば、
『敵』もいる…

それが
普通の世の中よね?





でも、
たとえ 数は少なくても、

その「味方」が、
自分のことを
ホントの意味で『理解』

してくれていて…





自分も
その「味方」のことを、
ホントの意味で『理解』

している人は、

きっと、
本当に『しあわせ』
なんだろうね…





ネックこの言葉
ふき は、

先日 ネックたちが
「ふきの、たった5人しか
いなかった 数少ない親友」を、

『本当の親友だ』といって
褒めてくれたこと

思い出していました。



そして、
その 理由 が、

今こそ 本当の意味で
分かった気がする
のです。





「量」じゃなくて…

『質』ってことか…





ミューラー が、
深く うなずきました。




もちろん、

「量」と「質」が ともなえば、
それに越したことは
ないのですが…





お友達が増えれば、

どうしても
1人1人に かけられる、
「お相手をする時間」は
薄まってしまいます
から、

物理的にも、
『両立は 困難』ですよね…





…ただ、

方法が無いわけでは
ありません。



  






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