■『健康』を
無限化してみる(4/4)

『消費するだけの長生きは、
無意味な人生』





病気もせずに 健康なまま、
200年 300年 も生きられる

なんて、

ふきたち から見たら
ものすごく うらやましい
話に思えますが…



「世の中に 直接かかわれない」
と言った かみね の 顔は、

とても 寂しそう です。


  




そんな かみね
見つめていた
ふき の 脳裏に、


先日、『健康』について
話し合ったときの、
ミューラーネック の 会話

が、よみがえってくるのでした。





なにもせずに
年齢だけを重ねて、

やがて 寿命をむかえる…


そのような人生で、

本当に『生きた』
言えるのでしょうか?





そんな
無意味な「人生」
だけは、

あたしは
御免したいねぇ…






人間である ふき たちも、
同じです。




たとえ、どんなに
長く生きられても、

ただ ダラダラと
物を消費するばかりで、

世の中に 何も残せず
死んでいくとしたら、

そんな人生の どこに、
『しあわせ』や『意味』
あるのでしょう…?







「健康なだけ」じゃ…

「長生きするだけ」じゃ…


『無意味』なんだ。





そんなふうに
つぶやく ふき の、

その横腹あたりを
グーパンチした ネック は、


彼を見上げて
ニヤリと ほほえんだのでした。


  

  






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