■ DNA の 生存本能で、
『損得』を考える(3/4)

『リスクを取り払ったら、
「損得」が消えた??』





『 1兆円 』を 持った状態で
買い物をしたら、どうなるか…




考えるも何も、
もう、買い物では
一切 悩まない

ように思います。






スーパーマーケットや
コンビニの中では、

思いつくままに
欲しいものを 買い物カゴに
入れる
でしょうし…



高価な電化製品 などを
買うときも、

とにかく性能の高い
シッカリしたものを、
値段など気にもせずに
選ぶ
はずです。



「これを買うには、
貯金を切り崩さなくちゃ
ならないけど、

それだと 生活が不安だし、
どうしようか…??」


…みたいな悩みで
モンモンとすることなど、
もはや皆無
となる事でしょう。









どう? ふき

お金持ちになったら、
「自分の 感じ方」が…

『 主観 』
変わっちゃったでしょ?





しばし、
お金持ちの空想
ただよっていた ふき は、

ネック の 言葉に
ハッと
「ミジメ(?)な現実」
引き戻されつつも…


苦笑しながら
うなずきました。





うん…

もう絶対、
「買い物で 悩むこと」
無くなると思うよ。


『得だ』『損だ』
とかいう感覚は、
ちっぽけすぎて
存在しない
ような…

そんな感じすら するなぁ。





ふき の 感想を聞いた
ミューラー は、

「そうでしょう そうでしょう」と、
うれしそうに
うなずきました。





お金が あり余って、

「お金を払う」という行為に、
リスクを感じなく
なれば、

『 得も 損も、
存在しないも同然 』

に なるのです。





それは 逆に言えば、

『 自分自身の「生存」が
多少なりとも左右される
(リスクが生じる)
からこそ、

生物は そこに、
「損得」を感じる 』


という事では
ないでしょうか?






「…あっ!」

  



まったく関係のない方向に
話が進んでいるように
感じていた
ふきかみね は、


この ミューラー
結論 に、

お互い
顔を見合わせました。







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