■ DNA の生存本能で、
『敵・味方』 について考えてみる(4/4)







かみね の その言葉に、

ミューラー は、
ひときわ うれしそうに、
うなずきました。




その通りです、かみねさん。

「気づきにくい味方」 とは、

『生存確率を上げるための
様々な知識を与えてくれた、
自分の周りの人々』
のことです。





若い頃の ふきくん には、
あるいは 「敵」 に見えたかもしれない、
そうした 周りの年長者たち が、

実は、代えがたい 『味方』
であったかもしれないのです…


中には、「すぐには効果が
発揮されなかったり」、

「教えを受けた当時は
理解できなかったり」 する知識
も、

あったかもしれませんが…






言われて ふき は、

今までの人生で自分が得た、
さまざまな知識について
振り返ってみました。







考えてみれば、

自分が今 持っている知識の
ほとんど全部は、

自分で見つけたわけではなく、

『どこかの誰かから教わった、
あるいは 伝え聞いたもの』

ばかりです…




ときには直接、面と向かって…

ときには、本やテレビ・ネットなどの
メディアを通じて間接的に…

「この世界で生きのびるための知識」 を、
自分に与えてくれた 他人たち…




気づきにくいけれど、

彼らは 今の自分にとって、
『大切な味方』 であった
と言えるのです。






そう考えたとき、

この世の中には、なんと多くの
『味方』 が 存在するのでしょう…





ふきは この世界に、

今まで感じていたより ほんの少し、
「あたたかい」 ものを実感するのでした。









「本当の敵」、「本当の味方」 を
見抜けるかどうか が、

あなたの人生を大きく左右します。



今の自分にとっての、
「都合のイイ味方」・「都合の悪い敵」
ではなく、

『厳しくても、現実に向き合い、
将来的に あなたの生存確率を
上げてくれる味方』


『うわべだけのキレイ事でゴマかして、
現実の問題を先送りにして、
将来的に あなたの生存確率を
下げてしまう敵』
を、

どうか、見抜いて行ってくださいね。





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