■ DNA の 生存本能で、
『善悪』を考える(5/5)

『「終わりのない 食い違い」から
脱却するために…』





ふき は、
ミューラー の 結論に
耳を傾けつつ、

学生時代や、
今の会社での、

自分の周りの人々

のことを
思い出していました。







そこで出会った人々との
間にあった、

数々の
「難しい 人間関係」




その正体が、

自分の中の DNA を通して
見えている『 善悪 』を、

普遍的な(誰にでも通じる)
絶対のものだと
妄信した者同士
の、

『終わりのない 食い違い』

だったのだと
気づいてみると…




ふき は、

自分たちの中の
「DNA」の 存在が、


恐ろしくさえ 感じてくる
のでした…








そして、

『 他人が喜ぶことは、
全て、良い行い(善)』

みたいな
聞こえのいい言葉 に、


深く考えもせずに、
「感動」してしまっていた
昨日までの自分
が、

恥ずかしくも
なってくるのでした…









永遠に変わらぬ「善悪」
などというものは、
存在しません。



ですから、
皆さんの人生の
その 瞬間 瞬間 において、

『その時点で 最もベターと
思われる 善悪』
を、
必死に探し続けていって
くださいね。



変な言い方に
なってしまいますが、

常に「現在の善悪」を
探し続ける人こそが
『善』
であり、

それをあきらめ、
思考停止に陥る人こそが
『悪』
なのではないか…? と、

ときどき 私は、
思うことがあるのです。





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