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まあ… いつもいつも そんな広い範囲まで 考えて生きてたら、 頭オカシクなっちゃうよね。 | |
ネック が、 まさに ふき を代弁するように、 そんなことを言ってくれました。 | |
ただね。 「いつも」 は ムリでも、 「たまには」 周りや遠くを トコトン見なおす ようにしないと、 『 目先のことだけに振り回され続けて、 大事な人生を棒にふっちゃう かもしんない 』 …ってことだけは、 ちゃんと憶えとくのよ? ふき。 | |
ミューラー が、 うなずきながら、補足しました。 | |
人間さんたちは よく、 「人生」 というものを、 『 旅 』 に 例えておいでですよね。 まさにその通りで、 「生きる」 ということは、 「自分が生きのびたい!」 という思いを 原動力に歩き続ける、 一生を費やした 「旅」 のようなもの と言えます。 | |
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ですから、 「自分の進むべき方向」 を ろくに確認もせずに、 ただ ガムシャラに 歩き回った としても、 (生存確率を上げようとしても) それは、大切な人生の時間を 闇雲に空回りさせているだけ… ただの 『 人生の浪費 』 にも なりかねません。 | |
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たまには、シッカリと 遠くまで見回して、 今の自分にとって本当に大切な、 『 進むべき目印・方向 』 を 確認した上 で、 あらためて、その方向に向かって 全力で歩き続けることが… 大切な人生の有効活用には、 不可欠なのではないでしょうか? | |
『 対象範囲を広げて 考える 』… 『 過去と未来についても 考える 』… 「本当に自分は、日常で、 そんな難しいことにまで 気を配れるものだろうか…?」 ふき の中に、 ぬぐいきれない不安がありました。 でも、その一方で、 明確な答えが見えないまでも、 「遠く」 に 目を向けようと 努力してみる と… 「目先」 のことに躍起になっていた 今までよりも、 不思議と、なにか、 『 自分の進むべき道 』 のようなものが、 チラリ と 垣間(かいま)見えて くるような気もしてくる、 そんな ふき なのでした。 |
人生とは、「旅」 です。 そして、その羅針盤と なってくれるのが、 『 DNAの生存本能 』 です。 この羅針盤と 正面から向き合って、 『 自分が生きのびる 』 という事について、 考えてみて下さい。 中途半端な 「身近」 や 「目先」 ではなく、 「広い範囲」 と 「将来」 にまで目を向けて、 本当に、トコトン、真剣に… そこに浮かび上がるのは、きっと、 『 今のあなたが、 本当の意味で 進むべき道 』 だと思うのです。 |