■ 滅亡の原因は、『環境破壊』?(6/6)






え!? えーと…


「4匹並べて、ようやく1ミリ」
の ものすごく小さな虫を、

5310万倍 に
するんだから…




全長 13.3キロ
メートル


…です。

ふきくん。





ふき は 絶句しました。





この地球上で、

『 富士山の 3.5倍 』

もあるバケモノが
200万匹 も 徘徊していたら、

われわれ生物にとっては
「この世の終わり」です。




でも、人間が顔ダニを
気にしないとの同じように、

その顔の表面で
10キロメートル程度の
生物が暴れ回っても、

地球は 「知らんがな」 と
涼しい顔をするはず…



それほどまでに、
あまりに 地球は巨大 で、

われわれ生物は、
あまりに極小
なのです。





「地球に やさしく」
なんて、

とんでもなく思い上がった
『 上から目線 』




ふき は 久しぶりに、

耳まで真っ赤になるような
恥ずかしさを
感じたのでした。







ほれ、ふき

それを踏まえて、
もう1ぺん言ってみ?


「人間は 今後、
どうすべき」
なの?





はい…

僕ら人間は、

地球さんの表面に
住まわせてもらっている
『 極小生物 』 としての
分をわきまえて、

せめて自分たちの
首を絞めないように、

キレイに使わせて
いただければ…

とだけ、
切に願う所存です。





ネック は、
満足そうに ほほえんで、

ふき の 背中を
前足でペンペンと
叩いたのでした。


    






『環境破壊』 は、
生物だけの範囲の問題です。

「地球のため」
などではなく、

単に 「自分たちの生存のため」 に
やっている行為
であることを
忘れないでほしいものです。


そうでなけれけば、

『過剰な正義』 で
心を武装してしまった
「環境保護」
は、

ときに 人間さんの社会や、
われわれ生物にまでも、

平気で 『攻撃』 を
しかける存在

なりかねないからです。





[章の 目次 に戻る]