■ 滅亡の原因は、『天体衝突』?(4/5)





ただ、私は思うのですが…


むしろ、

サイズの小さい
小惑星のほうが、


はるかに危険度が高い
のでないでしょうか?




ちょっと安堵していた ふき に、

ミューラー
気がかりなことを
話しはじめました。







と 言うのも、

サイズの小さい小惑星は、
質量も軽いので、

他の惑星の近くを
通ったときに
その引力の影響を受けて、

それまでと異なるコースを
たどるようになる

恐れがありますし…




小さいせいで、
光度も低く(星として暗く)、

いまだに人間さんたちに
発見されていない
場合も
あるからです。




そうした天体が、
不運にも 私たちの地球の
軌道の近くに まぎれこみ、

ある日 頭上から
降り注いだら…



われわれ動物は もちろん、

人間さんたちの
今の科学力を もってしても、

まず、防ぐ手立ては
無いでしょう…





ふきたちは、

その光景を想像して、
静まり返ってしまいました…

    




ネック
怖くなってきたのか、

ソワソワしながら、
ミューラー に こんな事を
たずねました。




そんな ヤバい隕石、

いつ 降って来んのよ?
ミューラー




はい、

こればかりは推測に
なってしまいますが…


中生代の生物たちを
絶滅寸前まで
追いやったような、

直径10キロほどの
隕石
の場合、

1億年に 1回 程度…




衝突後に、地球規模の
気候変動を起こす、

直径1キロほどの
隕石
であれば、

100万年に 1回 程度
ではないか…

と、考えられているようです。




また、

生物絶滅・気候変動
とまでは行きませんが、

地上の 半径20キロほどを
消し飛ばす
ような、

直径50メートル程度の
隕石
になると、

1000年に1回 ほどの
結構な頻度で、

地球との衝突の危険が
あるそうです…






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