■ 滅亡の原因は、
『他天体からの影響』?(5/10)






ただ ふき には、

もう1つ心配なこと
ありました。






星同士がぶつかる
可能性は、ほぼ 0です。


でも 恒星は、
年老いていくと、

最後に その姿を
大きく変えてしまいます。




私たちの太陽ぐらいの
質量であれば、

『 赤色巨星 』になって
近隣の惑星を飲みこむほど
巨大化しますし…


もっと大きな質量を
持った恒星は、

『 超新星爆発 』などを
起こすこともあるのです。



さっき話に出た
『 ブラックホール 』も、

そうした 「恒星の死」
によって誕生する
天体の1つなのです。



そういった
凄まじい「星の死にざま」
の 影響が、

地球に降りかかってしまう

ことも、あるのでは
ないでしょうか…?







ふき
おそるおそる

その懸念を ミューラー
たずねると…


トンビ紳士の答えは
こうでした。




たしかに、

『 超新星爆発 』
起こすような
大型の恒星の死は、

近くの恒星系の生物までも
巻きぞえにしてしまう…


と 考えられています。




…というのも、
超新星爆発のさいには

『 ガンマ線バースト 』
と 呼ばれる現象が発生し、

生物に有害な放射線
である 「ガンマ線」 が、

とてつもない量、
まき散らされる
からです。




大ざっぱにですが、

爆発点から
半径 5光年以内

であれば、

そこに住む生物は 全滅…


半径 50光年以内
であっても、

壊滅的な被害を
受けてしまう
のだとか…






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