■ 滅亡の原因は、
『他天体からの影響』?(9/10)






そうですね…

分かりやすい例で
たとえてみますと…




しばらく目をつむって
考えていた ミューラー が、

スッと 顔をあげました。




先ほど お話しした

「日本の端から端ぐらいまである
超超巨大な体育館」
の中に、


もう 1人2人、

ボールを投げる人が
追加される程度…


でしょうか?







「…は?」


    





絶句した ふきたちでしたが、

落ち着いて
よくよく考えてみれば、
まさにその通りです。



星々の密度が
今までの倍になっても、

もともとの密度が
極薄であれば、

衝突の可能性は
やっぱり限りなく
0に近いままなのです。





肩透かしをくらって
ポカンとしている
ふきたちに、

ミューラー
続けました。




ただ、

銀河同士の衝突
による影響は、
やはり大きいです。


先ほど、『 太陽系の中に、
別の恒星が入ってきたら… 』


という お話を
しましたが…




あれと同様の問題…

つまり、

『 巨大な引力に振り回されて、
それぞれの銀河から、
一部の恒星が
はじき出されてしまう 』


という事態が
発生してしまうのです。




衝突した 銀河系と
アンドロメダは、

その後 お互いの引力で
1つに まとまり、

『 ミルコメダ 』 と 仮名される
新しい小宇宙となる
そうですが…




私たちの太陽系は、
もしかしたら、

その 新しい小宇宙の
一員には なれず、


星が ほとんどまったく
存在しない空間を、

どこまでも ただよって
いくだけの存在に

なってしまう
かも
しれないのです…




    






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