■ 滅亡の原因は、
『他天体からの影響』?(10/10)






星同時の衝突の危険は
無くなったものの、

仲間である
銀河系の星々から
引きはがされて、

ただただ どこまでも
黒い空間の中を、

静かに遠ざかっていく
われわれ太陽系…




ふき は、その、

絶望的に 孤独な光景
を 想像して、

自分の背骨が
氷の柱になったような

冷たい恐怖を
感じたのでした…








星が まったくない空間…


これは現在の、
銀河系とアンドロメダの間に、

えんえんと広がっている
ような空間ですね。





肉眼で確認できるような星は
近くに まったく
無いはずですから、

そんな事態になった地球から
夜空を眺めたら、

月と、太陽系の惑星、

あとは離れていく
「ミルコメダ」 が
薄い雲のように
広がるばかりで、

後は 完全に真っ黒なだけな、
たいへんに寂しく冷たい光景

なっているのでは
ないでしょうか?





それは、

「孤独」 という言葉すら
白々しく感じるほどの、

圧倒的で絶望的な、
虚無の光景
です…



そんな 「未来の無い夜空」 など、

自分自身は もちろん、

子孫たちにも
決して見てほしくない…



と 思わざるを得ない
ふき でした。


    





星と星との間は、

現在の我々の感覚からして、
想像を絶するほど
離れています。


それは、

「星同士の衝突の危険性」
という点から見ると、

ホッと胸をなでおろす
ような話に
聞こえるかもしれません。


ところが この、
「星同士が離れすぎている」
という事柄が、

実は われわれ生物の
未来にとって、

非常に深刻な問題を
はらんでいる
のです。


それについては…

近々 お話ししようと思います。





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