■ 氷河期・天体衝突 による滅亡を、
いかに 回避するか?(3/3)






「近隣の衛星や惑星」
と 言いますと…

たとえば
「お月さま」
などでしょうか?




はい。

「月」は、地球から
最も近い他天体で、

したがって、
『ハビタブルゾーン』的にも
問題なく



現在、最も 現実的で
有力な候補

言えるでしょう。





ふき は、
昔、本やテレビで見た、

「月面都市」
「スペースコロニー」
のことを 思い出しました。





その中では、

月面には、
「透明なドームに包まれた街」
が いくつも造られ、


重力が地球より
はるかに弱いことを
のぞけば、

人々は、地球と なんら
変わりのない生活を、
普通に すごしておりました。




また、地球と月の間に
いくつか存在する

「ラグランジュ・ポイント」
と 呼ばれる、
比較的重力のバランスが
安定している空域には、

人々が暮らすための
たくさんの円筒形の巨大施設が
浮かべられる
ように
なるそうです。



未来の地球人の一部は、

その施設の中で
地球と変わらぬ日々をすごし、

子を産み、育て、

そして (寿命をまっとうして)
死んでいくのだとか…







遠い未来の子孫たちが…

いや、もしかしたら
将来の ふきたち が、

何らかの理由で
この地球で暮らせなくなり、

そうした施設を
第2の地球として
生き延びていくのかも
しれない…
と思うと、



不思議なような、

怖いような、

寂しいような気持ちと、

未来への ほのかな希望を
感じずには
おれませんでした。








『天体衝突』に関しては、

現実点では ほとんど
予測が立たないので、

それによる
地球環境の壊滅の Xデーは、

「1億年後」かも
しれませんし、


『明日』かもしれません…




人間さんたちの科学力が、
1日も早く

『生物の地球外移住を
可能にできる』レベルに
達してくれる
ことを、

私は 切望せずに
おれません…




そんな事を ミューラー は、

しみじみと
語ったのでした。


    






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