■ 太陽・他天体の影響 による滅亡を、
いかに 回避するか?(3/6)






でも…

これでも まだ、

「絶対に安心!」
というわけではない

んですよね…?




かみね の 言葉に、

ふきたちは
顔を見合わせました。




その通りです、
かみねさん。

地球外へと旅立つことで、

太陽のエネルギーの
上昇による
「地球上での滅亡」は
回避
できましたが…




その後、

10億年、20億年
時間が経つにつれ、

太陽を含む 星々の位置が、

今と大きく
変わってきます。




そうなってくると、

今までは大丈夫だった
別の恒星が、

太陽系の近くを通過して
太陽系をかき乱したり、


近場で超新星爆発を
起こしてしまう…


といった事態も
出てくるかもしれません。





特に 40億年後以降には、

アンドロメダ星雲が
銀河系と交差を
はじめる
ので、

それぞれの星雲内の
星の動きが
かき乱されてしまいますし

われわれの太陽系も
星雲外のどこかに
放り出されてしまう

かもしれないのです…




また、何とかそれを
しのいだとしても…


50〜60億年後には、

太陽自体が老齢に入り、
赤色巨星化…

それ以降は、
太陽からのエネルギーが
非常に不安定になってしまう

と 予測されています。





ミューラー
話の流れから、

ある程度は予想していた
こととはいえ、

できれば
口にしたくなかった
この言葉を…


ふき は、重く
しぼり出しました。




つまり…

僕ら生物は、

少なくとも
40億年以内には…




そうです、

地球に続いて、

『この太陽系からも
旅立たなければならない
ことになる』
のです。



    






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