■ われわれは 今後、
どう生きるべきか?(2/2)

『努力は、「スカラー」ではなく
「ベクトル」を意識して行う』





その通りです。

ふきくんとは、
『人生の しあわせ』
について、

何度も話し合いを
してきましたが…





あの当時は
『宇宙が 終わる』
という事実を
考慮していなかった
ので、

語られる内容も
どうしても、

ごく日常的なものに
とどまっておりました。





ですから、
これを 今一度、

『地球脱出』ぐらいの
大きな視野
で、

「今までの日常的な感覚」を
超えるケースも想定して、
考え直してみる
のです。





その先に
もしかしたら…


我々 生物の
『「次」の 目的・目標』
も、

見えてくることもある
のではないでしょうか?





ミューラー
提案を聞いた
ネックは、

ちょっと
遠い目をしながら、
こんなことを言いました。


公園 にいた頃に聞いていた、
「人間たちの 日常のグチ」
思い出しているのかも
しれません。





今の人間たちも、

たしかに みんな
「自分の生活」を守るために、

あいつらなりに
毎日 必死で
がんばってる
と思うよ?





でもさ…

それって
『いつか 宇宙が終わる』
ってことを知らずに、

「ただ ガムシャラに」
がんばってるだけ

なのよね。





『自分たちの
「行く末」(ゆくすえ)も
知らずに、

ただ「闇雲に」
がんばってるだけ』

って 事か…


「目先」ばかり見て、
『進む先にある 遠くのもの』
に 目が行っていない…





「動物」や「ウイルス」と、

何も違わないんだなぁ…





ふき は、

「かつての自分」
思い出しながら、

複雑な気持ちで
つぶやきました。





それって
怖い ですよね…


人間さんたち自身は
「今この瞬間を
一生懸命 がんばっている」
つもり
でも…





実は、
「長い目」で見ると、

『目指すべきゴールとは
逆方向に進んでいる』

ことも

あるかもしれない
わけですか…





ネックたちの言葉に、

ミューラー
深くうなずきました。





その通りです。


『スカラー』(量)
大切ですが、

本当に重視すべきは

『ベクトル』
(量+方向)
なのです。





どんなに
ひたむきにガムシャラに
走っても、

それが
「東へ10キロ」の後に
「西へ10キロ」

という内容であれば、

結果は
スタート地点に
戻ってくるだけ…





『方向を定めない
ガムシャラ』
では、

貴重なエネルギーを
「浪費」することにしか
ならない
のです…






「宇宙が終わる」という、
つらい未来(ゴール)

知ったことで、


かえって

『今の自分たちが、
どう生きるべきか』を
見つめなおすキッカケが
生まれてきた…







ふき は、

『真実・真理の持つ
不思議な二面性』

驚嘆しつつも、


今までの自分の
「しあわせ」(人生の目的)
考え直してみる
ことに
するのでした。




   






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