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ふき、白猫を相手に 世の中をグチる


■ ふき、白猫を相手に
世の中をグチる(1/4)


『よみがえる 不愉快な日常』


執筆日 2013年頃   最終更新日 2023年 11月11日





この物語の主人公
『 ふき 』は、

20代なかばを 少し すぎた、

ゲーム会社に勤める
会社員
です。






今日は、実に
3年ぶり に、

この、近所の 大きな公園 に、
足をのばしたのですが…



なぜ 3年も たった今、
急に この公園を
訪れる気になった
のか、


それが、
今の ふき には、

なぜか どうしても
思い出せない
のです。

  





ふき は しばらく不安げに、
何度も 首をかしげて
おりましたが…


頭がハッキリしてくるに
したがって、

最近、会社で味わっている
『イヤな あれこれ』
が
思い出されてきて…



眉をしかめ、

鼻の穴から、
不満タップリの ためいき を
「むふーー…」 と
吹き出しました。




あーあ…

世の中なんて、
バカ ばっかだよな〜





そう つぶやくと ふきは、

自分の脇に座っている
スラリとした愛らしい 白猫
を 見つめつつ、

ちょっと 自嘲ぎみな笑みを
浮かべました。




聞いてくれるかなぁ、

猫さん…?




そんな独りごとを皮きりに、

ふき は、
静かに こちらを
見上げている 白猫 に、

自分の最近のグチ を
語りはじめたのでした。






オレは「ゲーム会社」に
勤めてるんだけどね…


ユーザーの中に、
うちのゲームの出来に
文句 言ってくる奴ら
が
いるんだよ。




で、オレが所属してる部署が、

そういうユーザーからの、
電話とか メールの対応
…

いわゆる
『ユーザーサポート』
って やつを しなくちゃ
いけないんだけど…




これが また、
メンドウでねぇ…





白猫 は、

ただ 静かに、
ふき を 見上げています。








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