サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第0章『白猫ネックと 出会った日』
ふき、白猫を相手に 世の中をグチる


■ ふき、白猫を相手に
世の中をグチる(1/4)


『よみがえる 不愉快な日常』


執筆日 2013年頃   最終更新日 2021年 05月08日





この物語の主人公
『 ふき 』は、

20代なかばを 少し すぎた、

ゲーム会社に勤める
会社員
です。






今日は、実に
3年ぶり に、

この、近所の 大きな公園 に、
足をのばしたのですが…



なぜ 3年も たった今、
急に この公園を
訪れる気になった
のか、


それが、
今の ふき には、

なぜか どうしても
思い出せない
のです。

  






ふき は しばらく
不安げに、

何度も 首をかしげて
おりましたが…



頭がハッキリしてくるに
したがって、

最近、会社で味わっている
『イヤな あれこれ』

思い出されてきて…



眉をしかめ、

鼻の穴から、
不満タップリの ためいき
「むふーー…」
吹き出しました。





あーあ…

世の中なんて、
バカ ばっかだよな〜




そう つぶやくと ふきは、

自分の脇に座っている
スラリとした愛らしい
白猫
を 見つめつつ、

ちょっと 自嘲ぎみな笑みを
浮かべました。





聞いてくれますか、

猫さん…?





そんな独りごとを皮きりに、

ふき は、
静かに こちらを
見上げている 白猫 に、

自分の最近のグチ
語りはじめたのでした。








オレは、
「コンピュータゲーム」
作ってる会社に
勤めてるんだけどね…


ユーザーの中に、
うちのゲームの出来に
文句 言ってくるやつ

いるんだよ。





で、オレが所属してる
「商品管理部」って 部署が、

そういうユーザーからの、
電話とか メールの対応


いわゆる
『ユーザーサポート』
って やつを しなくちゃ
いけないんだけど…





これが また、
メンドウでねぇ…





白猫 は、

ただ 静かに、
ふき を 見上げています。








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