★ 生意気な白猫を お持ち帰り(3/4)
(ネック登場)





これには ふき も、
ちょっと迷いましたが…





自分が 『 不幸者 』
言われたことが
どうしても納得いかず、

その理由だけは、
なにがなんでも聞き出さずに
おれない
気持ちに、

彼自身 なっていたのです。




それに、ふき の住まいは
賃貸マンションですが、
「ペットOK」 の 物件です。


この猫をつれ帰って
しばらく住まわせても、

まったく問題ありません。


ふき の腹は、決まりました。




よ、よーし。
受けて立とうじゃん!





そう言って、
自分を抱きあげた ふき に、

白猫 は こう命じました。




あー、そうそう。

あんたんチ、どうせ
猫用品 なんにも
無いんでしょ?


なら、公園の脇の
ペットショップで、

「猫トイレ」「猫用ごはん」
買って帰ってよね。





あと、「猫ごはん」だけど、

「カリカリごはん」
「猫缶」 は、
あたしの指定した
メーカーのものにしてよ?

でないと、
食べてやんない からね?





そんな 白猫 の態度に、

「なんて 贅沢なノラ猫なんだ…」

と、イラリと しかけた
ふき でしたが…




もしかしたら、
以前は 人間に飼われていて

その後で
この公園に捨てられた
猫なんじゃないかな…?


それで、こんなにも
猫用品に詳しいんじゃ…



と、ふと気がついたりも
しました。






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