■ オレって、しあわせwwwww (1/7)





外は まだまだ
1月の寒さが厳しい、

そんな 土曜の昼下がり…



ふき の 自宅である
賃貸マンションの
リビングには、

あたたかな暖房の ぬくもり
が 流れています。




その部屋の中で、
ふき は ゴロンと
ソファに座り、

テレビの ニュース
見ていたのですが…



じょじょに
軽い興奮をふくんだ
薄笑いを浮かべ、

こんなことを
語りはじめるのでした。





まあ、今さら
自分で言うのも
アレなんですけど…


オレって、
『 幸せ者 』ですよね〜〜






同じソファの上の、
ふき から少し
離れたところで、

丸まって毛づくろいを
しているのは、

1週間前に つれ帰った、
しゃべる白猫 ネックさん








ふき が、この1週間ほど、

この小さな白猫と
いっしょに暮してみて
分かったこと…


そして、本人(?)の口から
切れ切れに語られた
過去の思い出話によると…


やはり ネック は、

生まれて1年ほどは、
人間の家で暮らしていた

そうです。







ところが、
今から 3年ほど前


ネック の 飼い主であった、
一人暮らしの おじいさん が、

なにかの事情で 急に、
息子夫婦のいる 隣の県に
引っ越すことになり…




しかも、お孫さんが
猫アレルギー であったり、

引っ越し先のマンションが
ペット禁止 の物件で
あったりしたため、



悩みぬいた おじいさん は、

泣く泣く、
近所にあった あの公園 に、
ネック を 置いていくことに
したのだとか…






捨て猫とも
仲良く接してくれそうな人間

多く訪れていたことも、

おじいさん が、
あの公園 を選んだ理由
だったようです。






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