■ シッカリ『貯金』をしているから しあわせ





やっぱりですね…


「資本主義社会」で
モノをいうのは

『お金』だと
思うんですよ、オレは〜





「資本主義社会で モノをいう」
という言いかた自体、

手アカが つきまくった
感があるのですが、

当の ふき は、得意満面です。




そして、ネック の目の前に
自分の預金通帳を広げ、

「どぅよ?」 と、
ニンマリ ほほえむのでした。






ネック は、

その通帳に記されている
金額を見ながら、

2〜3度うなずきました。




けっこう、がんばって
貯めてるじゃん?




めずらしく ネック
褒められて、

有頂天になった ふき は、




ふっふっふ…

「堅実な 人生設計」
って やつですよ。



などと、ニヒルに
ほほえみながらも、

浮かれた心を
おさえられないのか…



今度は、

変な バレエもどき の動き
を 始めるのでした。






30才も近い、
いい年こいた大人の男が、

コマのように回りながら、
部屋の中をクルクルフラフラ
ただよっている姿
は、


ネック でなくとも
ひくところです。


  






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