■『就職』しているから しあわせ





「無職」で平気で
いられるヤツの

気が知れませんわ、自分…





テレビ画面の中では、

雇用問題 の 特番が
流れています。



インタビュアーから
マイクを向けられた
無職の中年男性が、

暗い顔で うつむきつつ
ボソボソと質問に答えている
のを眺めながら、ふき は、


「ざまあみろ、怠け者めwww」

とでも言わんばかりの、
とっておきのニタニタ顔を
するのでした。








「社会人」と呼ばれる
年齢の者は、

仕事を持つのが
当たり前です。


仕事を持ち、自分の能力で
社会に貢献してこそ、


『一人前の大人』
言えるのでは
ありますまいか?





ちなみに、
そんな ふき は、

ゲームメーカーの社員
になって、
今年で6年目になります。




「商品管理部」
という部署に所属し、

ゲームソフトに問題(バグ)が
残っていないかどうか
などをチェックしたり、

ユーザーサポートを
したり
しつつ、


その部署の リーダー職
兼ねていたりします。




まだ 30歳にもなっていない
若い ふき が、

小さい部署ながらも、
今では5人ほどの部下を持つ
部署リーダー
なれているのは、


社員の新陳代謝の激しい
ゲーム業界
ならではの風景…

といった所でしょうか?






ま、楽じゃないですよ?
「リーダー」ってやつも…


学校を出たばっかの、
使えない新人くんたちの

『社会人教育』
とかも、
しなくちゃならない
わけですし…




まあ それも、

社会人の責務
といいますか、

「上に立つ者の宿命」だとは
思ってますけどね。





ちなみに最近、
ふき の会社は、

ソーシャルゲーム
制作・販売も
手がけているとか…


業績も、なかなか
好調だそうです。




ユーザーに
「夢」を与えるのが、
オレたちの仕事よwww



…とは、ふき の弁です。






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