■ 将来の『夢』で あふれている





「将来の夢」を
持ってない奴なんて、

死んでるのも同然
ですよww




たしかに 今の世の中、

そんな風潮に
あふれています。



ネック も、
「まあ、たしかにね…」
うなずきました。







オレも、今は こんな
地味ーな日々を
送ってますけど、

将来は
「ゲーム企画者」
になって、


自分のゲームで 世間を
驚かせてやりたいっ!

という「夢」は、
失っていませんよ。





世の中の連中が、

成功した
オレの姿を見て、

『私たちも、ふきさんの
ように なりたい!』

ふきさんと
同じ時代に産まれて、
本当に幸運です!』


とか言って、
あこがれ 褒めたたえる…





「近い将来に かならず
訪れる、その日」

を 想像するだけで、

オレは…  オレは…








話している途中から もう、
興奮しきった ふき は、

口は ゆるみっぱなしだわ、

くちびるの横には
ツバの泡をつけているわ、



とどめに
ネック の頭の上で、
大熱弁をふるうせいで、

ツバの霧雨を わさわさ〜 と
降らせてくるわ
で…






話の最後のほうでは、

下を向いて耐えている
ネック は、

「仁王像」のような顔を
しておりました。









あと数分
話が長引いていたら、

ふきネック
噛み殺されていたかも
しれません。






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