サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第1章『オレって しあわせ!』
ふきの思い出話 『戸郷さんの言葉』


■ ふきの思い出話
『戸郷さんの言葉』(1/5)


『ふきの仕事は バグチェック』


執筆日 2021年 03月08日   最終更新日 2021年 03月08日





今回は ちょっと
趣向を変えて…


ふきネック
暮らす
ようになる
ずっと前、

今から3年ほど前
ふき の 思い出話
お付き合いください。






ここは、

あるゲームメーカー
『商品管理課』の 一室です。





『枝葉』を はらってみたら
どうだろう?


ふきくん。




ふき の 提出した
バグレポートを 読みながら、

今年30歳になる
上司の戸郷さん」は、
そんなことを提案しました。






ふき の 勤務する
商品管理課 では、

ゲームを買ってくれた お客さんへの
「ユーザーサポート」や、
商品の「在庫管理」


あと、
『開発中のゲームソフトの、
簡単な バグチェック』

なども担当しています。





ゲームメーカーへの就職
という夢が かなって
上京した ふき も、

この部署に配属されて
そろそろ3ヶ月


じょじょに仕事もおぼえ、
社内の空気にも慣れてきた
つもりなのですが…


なぜか、
彼の提出するバグレポートが、
開発チームからの
ウケが悪い
のです。





ふきは、趣味レベルとはいえ
学生時代から
簡単なプログラムによる
ゲーム制作
をしてきました。



その経験の おかげもあって、

開発中のゲームの
「システムの仕様」から
逆に バグの出やすそうな箇所を推理
できたりもするため、

むしろ、
他の社員でも気づけないバグを
指摘している
はずなのに…








発見したバグの
「内容」については、

良いとこ 突いている
僕も思うんだ。




ふきを 気遣ってか、本心か、

戸郷さんは そんなふうに
言ってくれました。





ただ…

レポートが 少し
分かりづらい
気がするんだ。





「余分な情報」
書かれているために、

せっかく ふきくんの
見つけてくれた
『バグの実態』が、
伝わりにくくなっている…

そんな感じがするんだ。







【下へ 続きます】



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