★ トンビを交えて 討論再開(1/5)





ある日 突然、

海辺から
ふき を たずねてきた
トンビの紳士「ミューラー」…





ただ、このトンビ、

白猫ネック と、
何やらか かわりが
あるようです。





『依頼主』って…


ネックさんと
ミューラーさんって、

一体どういう 関係なの?




ミューラー が 口にした
「不可解な言葉」に、

疑問を持った ふき
たずねると…


トンビ紳士の 答えは、
こうでした。





簡単に 言いますと、

私は ネックさんの
「お手伝い」
をするために、

こちらに
うかがったのです。





私を派遣した
キツネの おじいさん
お話に よりますと、

ネックさんは、

『生きる意味』
『しあわせ』
といったものを、

「直感的に」とてもよく
理解されている
のですが…





それを 第三者に…

たとえば
ふきくん などに、

「理論的に」説明するのは、
やや苦手としている

そうなのです。





こーゆーのを 人間は、
『天は 二物を与えず』
って 言うらしいね。


「かわいく」
生まれちゃった分、

難しいこと話すのが
どーも苦手
なのよ、あたし。





「相手への思いやり」とか
「丁寧な話し方」とか、

「かわいさ」の代償に、
ずいぶん色んなものを
欠如
させて


ネックさんを
生んだんですねぇ、
「天の神さま」とやらも…





…と 言おうとした
ふき でしたが、

ネック の「爪」が
怖かったので、


グッと こらえて
スルーしたのでした。








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