サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第2章『それって、しあわせ?』
頭脳明晰トンビ「ミューラー」


■ 頭脳明晰トンビ
「ミューラー」(2/3)


『あやしい白猫』





ネック の 話からすると、

「キツネの おじいさん」
というのは どうも、

昔話などに出てくる
「神さま」とか「仙人」
のような もののようです。





信じがたい話ですが、

こうして 猫 や トンビが
人間の言葉を話し、


高度な知性まで
そなえている
以上、

その キツネの おじいさん
とやらの 力は本物

と 見るべきでしょう。





そんな恩人(?)を
『ジジィ』呼ばわりする
ネックに、

ミューラー
顔を青くしていますが…






それにしても、

何やら
おかしな話の流れ
なってきました。



ふき は 当初、

ネック
「その場の 思いつき」
うちに来たのだとばかり
思っていたのですが、

実は 裏で、こんな準備も
進めていた
とは…




( この 白猫の
『本当の目的』は、
一体 なんなのだろう…?? )





ふき が、そのあたりを
たずねようとすると…


当の ネック は、
すかさず それをさえぎって
こんな事を 言うのでした。




そこらへんは まあ、

おいおい 話す わ、ふき




それよかさ、

「さっきの 続き」
始めようよ?





そうでした。


ふき は 今から、
自分の「しあわせ」に
ダメ出し
した ネック から、

その『納得のいく理由』を
説明してもらわなければ
ならない
のです。






先ほどは、
ネックの 唐突な雰囲気の
変化に押されて、

縮こまってしまった
ふき でしたが…



ミューラーが 来てくれたことで
場も 心も なごみ、


今は むしろ、

ネックさんの説明次第では、
オレも ガツンと
言い返してやるぞ!」





ぐらいに、
気力が回復しておりました。




いいすよ? ネックさん。

今度は 僕のほうが、
「お手並み 拝見」
いきましょうか。





そんな会話を交わす
1人と1匹を、

ミューラー は、不思議そうに
見つめていたのですが…





ふき から「事の経緯」を、
教えてもらうと、

このトンビ紳士、

急に 目を輝かせ、
声のトーンを
半オクターブほど上げました。









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