★ トンビを交えて 討論再開(2/5)





そうした経緯で、

一介のトンビでしか
なかった私が、

キツネの おじいさん から、

『人間さんたちのような
高度な脳』
を、
与えていただき…





さらに、
人間さんたちの「社会」や、
各種知識について、

1週間 みっちりと
「勉強」させていただいた
上で、

今日 こうして、
ふきくん の お宅に
おうかがいした…





…というのが、

今回のイキサツ
だったのです。





そういえば、

さっきから ときどき
話に出てくる、

「キツネの おじいさん」
っていうのは…?




ふき の 疑問に、

今度は ネック
答えました。




あたしが暮らしてた
あの公園に、

小さな「お社(やしろ)」
あるんだけどね…

そこで 何100年も生きてる
「なんか よく分からない奴」
のことよ?





「神通力」とかいうので、
願いを叶えてくれたり

するんだけど…


けっこう ケチ なのよ、

あの ジジィ






ネック の 話からすると、

「キツネの おじいさん」
というのは どうも、

昔話などに出てくる
「神さま」とか
「仙人」のような
もののようです。





信じがたい話ですが、

こうして 猫 や トンビが
人間の言葉を話し、

高度な知性まで
そなえている
のは、

その「神さま」の おかげ…
と 見るべきでしょう。






そんな恩人(?)を
『ジジィ』呼ばわりする
ネックに、

ミューラー
顔を青くしています。








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