サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第2章『それって、しあわせ?』
「お金」が たくさんあれば、本当に幸せ?


■『お金』が たくさんあれば、
本当に幸せ?(1/3)


『「お金」というシステムの
素晴らしさ』


執筆日 2015年頃   最終更新日 2023年 11月03日





じゃあ 今日は、
『お金』について
考えてみようか?

それでいい? ふき





昨日は、
自信のあった「しあわせ」
1つである『 若さ 』を、

ケチョンケチョンに
言い負かされた(?)
ふき でしたが…





日が変わったことで、
気持ちも リフレッシュ!


今日こそ、
この なまいきなメスの白猫に、
「オレが いかに しあわせか」
を 思い知らせてやる!

と、気合十分 です。




いいすよ?
ネック さん。

今日は、
資本主義社会の
『最強 の 武器』
について
話し合おうじゃないすか?




ネックさんが
うまく論破してくれるの、
期待してるよ?

論破できるものならね。




ムリに背伸びをして
カッコいい言葉を使う ふき に、

ミューラー は キョトンとし、
ネック は 苦笑しました。

  




さて、そんなこんなで
「お金」についての
話を始めるわけですが…


その前に ネック は、
予備知識として、

ふき結構シッカリ
貯金をしている
ことを、
ミューラーに 教えました。



すると このトンビ紳士、

目を輝かせて
ふきを 称賛しはじめたのです。





う〜む、
うらやましいかぎり
ですね。


私たちのような
「人間さん以外の動物」は、

基本的に
「物を貯める」ような余裕が
なかなか持てません
し…




「お金」のような、
『互いに共通な 価値基準』
も 存在しないので、

「物を交換しあう」ことも
できません




「お金」は、
それらを可能にする、

『 人間さんたちの
大いなる知恵…
偉大な発明の1つ 』

と 言えるでしょうね。






はっはっは、

いやいや、
それほどでもないですよ…

我々 人類など、
まだまだ
ちっぽけなものです。




ミューラー
褒められた ふき は、

「お金の発明者」でも
「人類の代表」でもないくせに、

そんなふうに 図々しく
謙遜(?)しました。






しかし…




かなりシッカリと
「貯金」をされていらっしゃる
という お話ですから…

もう これからは
働かなくても
暮らしていける

のでしょう?

うらやましいですなぁ…



ミューラーに言われて、

ふき
ビックリ仰天しました。






【下へ 続きます】



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『今の貯金では、
動物同様、死ぬまで
働き続けなければならない?』





…え? い、いや、

もちろん これからも、
働かなくちゃいけない

ですよ?




これぐらいの 貯金額じゃ、

一生 遊んで暮らすなんて、
夢また夢
って 感じだし…




えっ!?
そうなのですか??




ふき の 返答に、
今度は ミューラー のほうが
ビックリ顔です。




さらに ふき から、

定年後も、
「年金」だけでは苦しい
ので、

働けるうちは
少しでも長く働き続けて、
「貯金」を増やし続けなければ
ならない
と 聞かされて、

二度 ビックリ




…ということは、
結局 人間さんたちも、

『ほとんど 死ぬまで
働き続けなければ
ならない』
のですね…





腕組みをして
考えこんでしまった
ミューラー


ネック
苦笑して 言いました。




なによ それ?

あたしら「動物」の一生と、
大して 変わんない
じゃん。





そんなふうに
言われてみると、

ふき も なんだか、
今の自分が
寂しく感じてしまいます。







そんな ふき
追い打ちをかけるように、

ミューラー が、
こんなことを 言いだしました。





【下へ 続きます】



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