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第2章『それって、しあわせ?』→
『健康』であれば、本当に幸せ?


■『健康』であれば、
本当に幸せ?(1/2)


『健康は、幸せの重要な基礎』


執筆日 2013年頃   最終更新日 2021年 03月04日





結局、

ふき の語ってきた
しあわせ の 数々は、

ほとんど 完膚なきまでに
ネック と ミューラー に
否定されてしまった

かたちになります。






もちろん、
ネック や ミューラー は、

「否定」だけが目的では
決して なかったのでしょうが、



ふき にとっては、

今まで 自信を持っていた、
『数々の しあわせ』
の「穴」を
一度に大量に
見せつけられてしまったわけで…


そのショックは
相当に大きなものでした。








そんな ふき が、力なく、
長ーい ため息を
はいていたところ、

ネック が こんなことを
言い出しました。





ふき ?

これで
あんたの言ってた
「しあわせ」は、
全部だっけ?





…そうですよ?
ネックさん。


まさか ここまで
コテンパンにされるとは、
思ってませんでしたけど…





そうだっけ?

あんた、
前に自分が語ってた
「しあわせ」を、

1つ 言い忘れてる
と 思うけど?





ふき が キョトン顔で、
ネック を見つめました。








「健康」だよ、

『 け・ん・こ・う 』。





その言葉に ミューラー が、
「ほぉ」と、
興味深そうな顔になりました。





たしかに
「健康を保つこと」は、

生きる上において、
かなり大切な
要素ですよね。





「仕事」などをして
お金を稼ぐにも、

他の人たちとスムーズに
「お付き合い」するためも、

そして、
「自分の夢」の実現に向かって
前に進むためにも…





1にも2にも、

『健康であるかどうか』が、
大きく 関係してきます。






ふき も、
似たようなこと
言ってたよね〜





ネック に
そんなふうに言われて、

ふき は ちょっと照れて、
頭をかきました。






ミューラー は、
深く うなずきながら、
こう 続けました。





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『自由だけど、
「死」と 隣り合わせの動物たち』





かくいう 私たち
「人間さん以外の動物」
にとっても、

「健康であるかどうか」は
大変に重要
です。





人間さんたちと違って、
「蓄え」というものを
ほとんど持てない我々は、

ケガや病気が、
そのまま『死』に
直結してしまう
ことが
本当に多いからです…





ふき にとって この話は、
ちょっとした驚きが
ありました。





というのも、ふき自身、

公園で1日中 気楽に
散歩や昼寝をしている
ノラ猫たち
や、

その翼で ゆうゆうと
大空をかける鳥たち

の 姿を見て、


「うらやましい…」
と思ったことが、
一度や二度ではなかった
からです。


  




でも、

人間の目には
気楽で自由 に見える
動物たちの生活も、


見方を替えれば、

ちょっと
健康を害しただけで、

アッというまに
「蓄え」が尽きたり、
ケガが治らなかったりして、

あっけなく 死に至る…




そんな、

「死」が、珍しくも
なんともない日々

でもあるのです。






薬 や 医療機関 に
囲まれた社会で生きてきた
「人間」である ふき には、

ちょっと 想像のできない
過酷な世界 とも
言えそうです。


   



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