サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第3章『しあわせ の「正体」』
もし『仕事』が 無限に手に入ったら?


■もし『仕事』が 無限に
手に入ったら?


『就職できていること自体が
「幸せ」ではなく…』


執筆日 2018年 02月頃   最終更新日 2021年 03月16日





次の「しあわせ」は…

『仕事』ですね。





会社に就職して、
仕事ができていることが
しあわせだ
と、

先日 ふきくん は、
おっしゃっておいで
でしたね。





てことは、

それを
「無限化」すると…





死ぬまで
会社のために尽くして、
ボロンボロンになって
死んでゆくのが、
ふき の『究極の しあわせ』…


て 事かな?





それって、
最近 ネットで言われてる
『社畜(しゃちく)』
なんじゃ…

ふきさんに とっては、
それが「しあわせ」
なんですか…??






( そんなの 「しあわせ」
なわけないでしょうが!


ていうか、
先日 話したときも、
『一生 働くのは、キツい』って
言ったはずだろ? 自分。)







…と、怒りかけた
ふき でしたが、


たしかに、
自分が先日 主張した
「しあわせ」を、
そのまま 無限に拡大
すると、

そこに 収まって
しまいそうです。




でも、
そう思う一方で、

『この議論において 何か
重要なことを忘れている』

ような気もします。



「仕事」を語るうえで
外してはならない要素…



それを抜きにして
語ってしまっては、
『仕事による しあわせ』を
正確に計れない

ような気が…






今の自分が、

就職できているのに、
なにか「しあわせ」を
実感できていない、


その 原因 は…





「就職できていることは
しあわせ」


ただし、
『仕事 の 内容』
による。

…ですよね? ふきくん。





ミューラー の 一言が、

ふき の 脳裏にイナヅマを
轟(とどろ)かせました。






【下へ 続きます】



【広告】

 



『仕事人生が 幸せか 不幸かは、
「内容」次第』





その通りです。

『仕事 の 内容』!!






「 自分が苦手な、
自分に合わない、


自分が好きでも何でもない
ユーザーや、会社・スポンサー
のための 仕事 」
なんて、


自分の生活さえ
かかっていなければ、


『1秒だって 働きたくない』
というのが、
正直なところでしょう。






でも 逆に、

「 自分の得意な分野の、

自分の人生の目的に
合致した、


そして、自分自身が
『しあわせに なってほしい!』
『一緒に しあわせになりたい!』
と思えるような
ユーザー・会社・スポンサーの
ための仕事 」
であれば、



極端な話、

『死ぬ直前まででもいいから
働いてみたい!
働かせてほしい!』


とすら 思えてくるのです。







事実 ふき も、

今の会社には
「商品管理」として
イヤイヤ働いて
いますが、

もし これが、
自分が切望している
「ゲームプランナー(企画者)職」
として勤務
していたとしたら、

どうでしょう…?



ふき が 会社で発揮する
積極性や、
彼の感じる充足感 は、

『まったく 違ってくる』
のでは ないでしょうか?







そうか…

「仕事」が 幸せに
つながるかどうか

を 考えるとき、

本当に重要なのは、
『自分の関わっている
仕事の 内容』

だったんだ…





「就職できていること」は、
「しあわせ」の 本体
どころか、

その『入口』に
すぎなかった
んだなぁ…





そんな ふき
つぶやきに、

ミューラー
ニッコリと ほほえみ、
深く うなずくのでした。







今回も、

ふき 自らが、
自分の主張した しあわせ を
否定する形

収まりました。





ミューラー の 笑顔は、

彼の提案した
『無限化』によって、

ふき が 自らの意思で、
「自分の中の矛盾」に
気がつきつつある


その事が
うれしくて たまらない、
表れなのでしょう…





なに 男同士で見つめ合って
ニヤニヤしてんのよ?

気色わるいね〜、
あんたら。





そんなふうに
茶化しつつも

ネック には
2人の笑みの意味が
理解できているようで、

やはり、ニヤリ
ほほえむのでした。




かみね だけは、
意味が分からず、

キョトン としておりましたが…

  



【下へ 続きます】



【広告】

 





[章の 目次 に戻る]