サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第3章『しあわせ の「正体」』
マズローの 欲求5段階説


■マズローの 欲求5段階説
(1/10)


『マズローの 自己実現理論』


執筆日 2021年 04月10日   最終更新日 2021年 04月10日





ひととおり、
「幸せ」についての『無限化』
が 終わり、

ふき「ふぅ」
一息をつきました。





自分が追い求め、
自慢の1つでもあった
「幸せ」なのに、

それが いくらでも
手に入る
ようになると、
「見え方」や「感じ方」
変化して…


ときには
『もう勘弁してほしい』
と 嫌気までさす ことが、
実に 不思議で 新鮮な体験でした。






そんな『無限化』
提案したトンビに、



ミューラーさんって、
すごいよね…



と、しみじみとした賛辞が
ふき の 口から
自然に もれると、


当の ミューラー
大いに照れながら、
こんな事を言ったのでした。





いえいえ。

私も『無限化』
思いついたときは

自分事ながら
「これは面白いのでは!」
興奮したものですが…





後になって
自分の こうした思考実験は、

『マズローの 自己実現理論』
の 変形だったのかも?
と 知って…





人間さんたちの
「先見性」と「知識の深さ」
感嘆した次第です。





ま、まずろお…?

「人の名前」ですか?





だとしたら、
日本人ぽい よね。





首をかしげる ふきたちに、
ミューラーが あわてて
捕捉をはじめました。





あ、いえ、ネックさん。

「まず郎」ではありません。

「マズロー」です。





『アブラハム・マズロー』さん
(Abraham Harold Maslow)

は、20世紀の心理学者で、

私たち生物の欲求を
「5段階」で 説明された方

です。





現代では この考えには
「批判」もありますが、

私自身は、
動物や人間さんの行動を
とても的確にとらえている
この考え方
を 知り、

大変 深く感動しました。





ミューラー は、
いつもながらの
何やら難しい言葉を並べた後、

ふきの パソコンで
ネットの画像検索をはじめ…

( くちばしでキーボードを打つ ミューラーに、
ふきは 画面蒼白になりましたが )


 



『5色に彩られた
ピラミッド型の図』

画面に表示させました。





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『生理的欲求とは?』





これです。

この「ピラミッド構造」が、
『マズローの 欲求5段階説』




別名『自己実現理論』
分かりやすく説明したもの
になります。



マズローの欲求5段階説・マズローの自己実現理論




そもそも
『自己実現』とは、

「自分の 心から望むことを、
実現して生きていく」

状態の事です。





たとえば ふきくんなら、

『自分が心から夢見るゲームを
制作していくこと』
が、
それにあたるのでは
ないでしょうか?





あたしなら、

お腹いっぱい
ご飯が食べれて、

ゆっくり昼寝したり、
好きなときに散歩できたら

満足だけどねー





そんなふうに語る ネック
ほほえみながら、
ミューラーは 続けます。





『欲求5段階説』
簡単に言えば、

「生物の欲求は、
段階をへて変化していく」

という考え方です。





たとえば
ピラミッドの 一番下
を 見ると、

『生理的 欲求』
書かれていますよね。





これは
「食べる」「寝る」
「排泄する」
といった、

生物として 誰もが
当たり前に持っている、

最も原始的な、
生きていく上での
必要最低限な欲求

のことです。





食べなくちゃ
飢えて死んじゃうし、

トイレを
不必要にガマンしても
何のメリットも無いもんね。





「寝ちゃダメ」とか
言われたら、
地獄 なんですけど。





みんなの話を聞いていた
神さまの かみね は、

納得したように
言いました。





生物の皆さんにとって、

「ただ生きているだけで
自然に発生」する、

自分を最低限
生かすための欲求





それが
『生理的 欲求』
なのですね?




ミューラー
ニッコリと うなずきました。





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