サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第4章『「DNAの生存本能」で「しあわせ」を考える』
DNA の 生存本能で、『学歴』を考える


■ DNA の 生存本能で、
『学歴』を 考える


『思考力を代償にする危険のある、
諸刃の幸せ』


執筆日 2018年 03月頃   最終更新日 2021年 04月27日





お次は
『学歴』ですね。


わが国では 学歴があると、
職種によっては
採用を優遇
されます。





すると、生活費を
得やすくなるので、
生存確率も上がる


だから、この国の
人間さんたちは、

「ご自分の 生存確率を
上げるため」に、

『学歴』を 得ることに
必死になる…





実に 分かりやすい、
構図ですね。





かみね は、
ミューラー の 言葉に
うなずきつつも、

こんな事を言いました。





ただ…

例外 も ありますよね。





はい。

若い頃から
「記憶」に かたよった学習
を 繰り返して、

そうした方面ばかりに
脳が発達してしまった人
は…





ふきくん の
お勤めになっている
『ゲーム業界』のような、

「時代(ユーザー)に 応じた
臨機応変で柔軟な思考を
求められる職種」
では、

現場で 大きく苦労したり、
周り(同僚・ユーザー)に
迷惑をかけてしまったり

すると 思います。





ふき には、
耳と 胸に 痛い話 でした。

 






また、「学歴」が
自分の生存確率を
向上させてくれる
のは、

「新卒」としての
価値が残っている
20代ぐらいまで
ではないでしょうか?





それ以降は どうしても、
「何をしてきたか」…
「何ができるか」…


つまり、
『これまでの現場で習得した、
対応性・管理能力』
が、
問われるように
なってきてしまいます…





その意味では「学歴」は、

『使用期限のある しあわせ』
と 言えるかもしれません。





人間さんたちが
子供時代の ほとんどを
棒に ふって得た割には、

あまり 長持ちしない
のですね…





かみね が、

驚き と 切なさの
まじったような顔で
つぶやきました…





「高い学歴」は、
就職活動で有利 な 一方で、

それを得る代償として、

その人間さんの
『柔軟な 思考力』の 成長を
妨げてしまう

ケースがあり…





かえって、

「社会に出てからの
生存確率」を
下げてしまう

側面がある…





実のところ、

本当に
『 学歴 = 生存確率の向上 』
として イイものかどうか、


私も 悩むところ
なのです…





ミューラー は、しきりに
首をひねりましたが…



とはいえ、

取りあえず
『学歴』についても、

『自分の生存確率を
上げる要素だから、
人々が これを
「しあわせ」と 感じる』

という図式は、

当てはまるようですね。

  




もっとも それは、

国や、期間や、職種が
限定された、


ちょっと 特殊な、
『普遍性のない しあわせ』

とも 言えそうですが…





【下へ 続きます】



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