サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第4章『「DNAの生存本能」で「しあわせ」を考える』
DNA の 生存本能で、『仕事』を考える


■ DNA の 生存本能で、
『仕事』を 考える(1/2)


『やりたくもない仕事を
やり続ける、みじめな日々』


執筆日 2018年 03月頃   最終更新日 2021年 04月28日





今回は
『仕事』についてか…


これが「自分たちにとって
生存確率を上げるためのもの」

っていうのは、

悲しいけど、
よく分かる気がするよ…





「仕事」しなきゃ
お金が手に入らないし、


お金が無きゃ、
生活も できないもんね…





ふきは そう言って、
寂しそうに うつむきました。





それは、
たしかに そうですね。


ただ、ふきくん。





仕事を そんなふうに、
「寂しい、義務的なもの」
だとばかり考えるのは、

少し 悲観的すぎる のでは
ないでしょうか?





だってさ…

自分の夢 のため
とはいえ、

「やりたくもない仕事」を
毎日 毎日 毎日
くりかえしている
と…





ときどき フッ と
気力が とぎれて、

『僕、いつまで
こんな日々を 続けなきゃ
ならないんだろう…』
って、

悲しいというか
空しくなってくる
んだよ…





もう、つっこむのも
飽きてきたけど、

『仕事は 社会貢献だ!』
て 自慢してたのは、

他でもない
あんたじゃんよ、ふき





だ、だってさ…

そうとでも「思い込んで」
毎日を過ごして
いないと、

心が折れちゃいそう
だったから…





ふき が めずらしく
本音の弱音を口にしたので、

ネック も 少し
困ったような顔に
なりました。

 





すると ミューラー が、
こんな話を始めたのです。




お気持ちは、
分からないでもありません…


でも  ふきくん、

仕事を 無限化
したときのことを
思い出してみてください。





「仕事の しあわせ」とは、

『就職できていること』
ではなく、


何でしたか?





自分が かかわっている
仕事の…

『内容』…

でしたよね?





そうです。

たしかに
今の ふきくんの仕事は、
ふきくんの 望むもの」では
ない
かもしれません。





しかし、
そこで行われている
「仕事の内容」は、

決して 反社会的な
ものではない


それだけは
確かですよね。





ミューラーの 言葉に、
ネックも 続きました。





「あんた個人」が、今、

やりたくない仕事
やってるからって…





「仕事」っていう
行為そのものにまで


勝手に 悲観的に
なってんじゃねーよ、

て事よ? ふき




ネック が ニヤリ顔で、
ふき の 脇を、
前足で小突きました。





【下へ 続きます】



【広告】

 



『学生時代に、
もっと自分の将来の仕事について
考えておけば良かった…』





でも、そんな風に
言われると 逆に、


大学卒業の直前に、
「どこのゲーム会社だろうが、
取りあえず 就職できれば
しあわせさ!」

とか言って、




ゲームメーカーの
「内定」欲しさに、
ろくに調べもせずに
今の会社に飛びこんだ
結果、


やりたくもない業務 を、

しかも 実は、
自分の嫌いな政党のために、

日々、
こなし続けざるをえない
現在の自分
が…


ますます とてつもなく
ミジメに思えてくる

ふき なのでした…








『学校は、「学歴」を
得るためのもの!』

『学歴があれば、
必ず 良い会社に入れる!』



学生時代は、そんなことを
みじんも疑わず
信じ込んでいました
が…






こうして 大人になって、
社会を実体験してみると、


『どうして 自分は、

もっと若い頃から、
自分の就きたい職業を
真剣に探し、


そのための 下準備
しなかったんだろう』…






『どうして 先生や 親たちは、

それを もっとハッキリと
自分に 教えて
くれなかったんだろう
』…



と、

身勝手と 知りつつも、
悔やまれて 恨まれて
ならない
のです。







すると、

ずっと話を聞いていた
かみね が、

ちょっと考えながら、
こんなことを
言い出したのでした。






【下へ 続きます】



【広告】

 





[章の 目次 に戻る]