■ 「恋」 を、生存本能で考える(1/2)






今日は 『恋』 に ついてですね。


「恋」 は、これ抜きに
『 DNA の生存本能 』 を語ることは
不可能と言っていいほど、

重要な要素になります。





そ、そうなのですか?

私たち 「神さま」 には、
「恋」 というものが無いので、
よく分からないのですが…





それで かみね は、
ふき の デートを覗いたんだもんね。

ほんと、探求心の旺盛な
キツネさんだこと…



…あ、ちなみに あたしも、
生まれて結構すぐに
「避妊手術」 されたから、

「恋」って よく分からないなぁ。





ネック は、
前半のセリフを言った直後に、

半泣きで追いかけてきた
かみね をかわし、

部屋の中を逃げ回りながら
後半のセリフを言うのでした。


  






さて、10分ほどのドタバタの末に、
ようやく場が静まり…

ミューラー
話を再開するようです。





それでは、
ご説明いたしましょう。


『恋』 が、なぜ それほどに
重要かと言いますと…




言いますと…?




それは、

『生物が必ず死ぬから』 です。






しばらく ミューラー の顔を
見つめていた ふき が、

じょじょに怪訝(けげん)な
顔つきになりました。




…ん?? それって
どういう事ですか、
ミューラーさん?


「恋」 と、「死ぬ」 ことと、
どういう関係が…??





ミューラー は ほほえむと、
ふき の質問には答えず、

急に、ふき の パソコン
のほうに顔を向けて、


逆に、こんな不思議な質問をしたのでした。







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