■ 本気で自分を大切にすれば、
進むべき道が見えてくる(5/6)







本当に 『 自分の生存確率を上げる 』 ことを
深く深く 追求すると、

『 他者の協力は不可欠 』 です。


ですが 今の世の中は、

最初から 「他人と協力しあいなさい」
という物の考え方を
道徳などを通して教育
します。





しかし それは、
あたかも、

『 地面がシッカリしていない所に、
いきなり家を建てるようなもの 』
です。


問題をとく過程を教えず、

答えだけ押し付けている
ようなもの
なんですね…





かみねも ようやく起き上がって、

前足で腰をさすりながら
言いました。





つ、つまり、

『 他の生物と 協力することの大切さ 』

という 「答え」 を
本当の意味で理解するには…



その前に まず、
『 自分の中の 生存本能 』
という 「公式」 と、

シッカリ向き合わなくてはいけない
ということですね。





ミューラー は、

ニッコリと うなずきました。









さらに言えば、

ふきくん は、私が初めて、
『 生物は、自分が生きのびることを
「しあわせ」 と 認識しています 』

と 説明したとき、

すぐさま、

『 人間は、そこまで
愚かで身勝手じゃない! 』


と言って、
怒っておいででしたよね?





それは ふきくん が、

『 自分自身の生存を
最優先にすることは、
愚かで 身勝手(悪)である 』


というふうに、

ご両親や学校で教育されて
育ってこられたからでは
ないでしょうか?





言われてみれば、その通りです。


あのときの ふきは、

『 DNA の 生存本能 』
『 自分を最優先とすること 』 を、

すぐさま 「悪」 だと
思いこんでしまいました。





でもね、ふき

『 自分が生きのびることを
最優先にする 』 っていうのは、

「良い」 とか 「悪い」 とかいう
問題じゃなくて、

『 生きもの本来の性質 』

なんだよね。





「良し悪し」 じゃなくて、


『 単なる事実 』 ってことか…





ふき の 気づきに、

ミューラー
深く うなずきました。







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