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『 われわれ生物の思考は、 「自分だけが生き残りたい」 という 欲求に支配されています』… | |
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「その事実を意識して」、 普段どおり 生活してみ? | |
そんな 「最終試験」 を命じられて、 最初は ずいぶんと とまどい、 気疲れした ふき でしたが… 日が経つにしたがって、 自分の 「物の見方」 が ものすごいスピードで 変化している ことに気づき、 仰天するばかりでした。 たとえば、コンビニなどで ちょっとした買い物をするときでも、 | |
資本主義において、 「お金を払う」 ということは、 わずかとはいえ、 自分の 生存確率(貯金) を 減らすこと なんだよな… | |
と思うと、 「本当に良いもの」、 「本当に自分にとって必要なもの」 だけを買いたい! という気持ちが自然にわいて、 自分の 「商品を見る目」 が ものすごく真剣になった ように思えます。 それに、 ふき が コンビニで払ったお金は、 そのコンビニの 「系列グループ」 にとっての利益にもなるわけですから、 『 普段 利用している お店が、 どういう系列グループに 属しているのか? 』 についても、 気になって、ネットなどで 調べるクセがついてきた のでした。 また、会社で いつも通り 仕事をしていても、 | |
自分の 今やっている仕事は、 この会社の中で、 「どういう意味や役目」 を 持っている んだろう… | |
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というか、そもそも、 『 社会に対して、どういう影響を 与えている 』 んだろう…? | |
などといった方面にも 視点が向くようになってきて… 今までは どちらかと言えば 「単なる生活費稼ぎ」 だった 自分の仕事の見え方が、 劇的に変わってくる のでした。 そのため、 これまでは 「大事」 だと 思いこんでいた一部の仕事が、 バカバカしいほど無意味な 社内だけのローカルルール のようなものだと気づいて、 ガックリ したり… 一方で、 これまでは 「どうでもいい」 と 軽んじていた一部の仕事が、 この会社が外部 (ユーザーさんたちなど) と 密接につながるための、 非常に重要な要素 だと気づいて、 ビックリ したりもしました。 |