■ 「生存本能」 を意識しつつ、
1週間をすごす(2/3)







また、今までは 「中卒」・「高卒」 などと
心の中でバカにしていた、
社の同僚たちを、

そうした色眼鏡を取り外して、
まっすぐ 『 実力 』 だけで判定
したとき、


自分が いかに
彼らより劣っていたか

しみじみと 再認識 させられて、

深ーく 落ち込んだりもしました…









が、一方で、

そんな ふき に 対して、

社内の一部の人間が、
「今までより友好的に」
接してくれるようになった
のは、

驚きでした。




ふき本人 には、
自覚が無かったのですが、

ふき が 他人に接する姿勢」 が、
微妙に変化してきたようなのです。




ふきくん、やわらかくなったねぇ」



社内で数少ない、
ふき が あこがれている先輩から、

ある日そんな言葉と
笑顔をもらって、

ふき は しばらく
意味が分からず、


あ…? え…??


と、挙動不審なガクガク動作を
見せたものでした。






アルバイトの子たち も、

以前より前向きに、
自分の指示に したがって
くれるようになった
気がします。



以前の ふき に とっては、

彼らは単に 「命令する対象」
でしかありません
でしたが…



今の ふき には、

部下の子たち1人1人が、

『 自分が上から与えられた仕事を
成功 (生存確率を上げる) に導くための、

大切な、自分の手足や分身 』


のように思えて
ならないのです。



それで、自分の指示の出し方にも、

なにか、以前とは ちがった丁寧さ
加わっているのかもしれません。










とはいえ、

この会社に在籍しつづける 以上、

ここでの自分のガンバリは、
この会社の収益を上げ、

結果的に、

自分の信用していない
特定の政治家のフトコロを
うるおしている
ことに、
変わりはありません。








なので、

キッチリと社内の業務を
こなす一方で、

帰宅してからは、
「自分の将来の夢」

『 より自分の生き方にマッチした
ゲーム会社への、転職 』


の 準備も、がんばります。




自分の勤めている会社のお金の
流れる先が分かったことで、

「1日も早く、
この会社を離れなければ!」


という 強いモチベーションが、

今まで以上に、ふき の 中に、
明確に芽生えてきた のです。








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