■ 滅亡の原因は、『環境破壊』?(2/6)





ただ、そう 考えると、

逆に、『環境破壊』 では
生物の滅亡は ありえない…


とも 言えるのでは
ないでしょうか?




ミューラー が、
意外なことを
言い出したので、

ふきかみね は、
恒例のキョトン顔に
なりました。

  





「人間さんの数が多い」 から、

その生活から生じる汚染が、
大きな破壊力を
持ってしまうのです。


という事は、逆に言えば…




その汚染によって、
「人間さんたち自身」 が
病気になったり、長生きできなく

なっていけば、

当然、『人間さんたちの 総数が減り』

そこから生じる
汚染の破壊力も、
小さくなっていく…


と 考えられるわけです。





言われてみれば
その通りです。

「環境破壊」 の 要因の1つは、
『 人間の数 』



環境が破壊されれば、
当然、人間自体にも
そのダメージは ふりかかり、

人口が減ってしまうのは
「ごく自然な流れ」
といえるでしょう。





で、でも、

それでも
環境破壊によるダメージは

「他の生物」 にも
ふりかかるんでしょう?


だったら、それが原因で

生態系が壊れて、
全生物が滅亡する

可能性だって…





ミューラー
うなずきつつ、

しかし直後に、
首を横にも振りました。




その通りです。

たとえば 「水」 が汚れれば、

それを口にする全ての生物、
そこに住む水生生物、植物など、

驚くほど広範囲の動植物が
ダメージを受けてしまいます。


「空気」 も同様です。

呼吸によって生命活動を
維持している動植物は、

軒並みダメージを
受けてしまうでしょう。





しかし、

本当に 一番大きな
ダメージを受けるのは、

他ならない

『 人間さんたち そのもの 』
なのです。




なぜなら、

人間さんたちは
この地球上において、

ほとんど頂点と言えるほどの
高度な進化をとげている
生物といえますが…


それは 同時に、

『 環境の変化に対して、
柔軟性が ほとんど無い生物 』

とも 言えるからです。




環境の変化に、

柔軟性が
ほとんど無い…??






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