サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第8章『将来 100%滅亡する、われわれ「生物」1』
生物滅亡の原因は『環境破壊』?


■ 生物滅亡の原因は、
『環境破壊』?(2/2)


『「地球に やさしい」は
思い上がり』





「環境破壊」によって
大きなダメージを受けるのは、

実は、高等ゆえに適用性の低い
『人類そのもの』




これは ふき にとって、
色々と考えさせられる
事実でした。




そうか…

僕ら人間は、もっと、

『 地球に やさしく 』
しなければ
ならないんだね…





ふき の そんな言葉に、

ネック が 苦笑いしつつ、
こんなことを言いました。




「地球に やさしく」
とは、

また ずいぶん
『 上から目線 』
いらっしゃいますわね、ふき





で、でもさ。

地球の自然環境に
大きなダメージを
与えているんだから、

もっと
「地球に 気を使って」
人間にできる範囲
のことを…





自然環境の維持のために
努力をする
ことは、

もちろん 大切なことだと
思いますよ? ふきくん。





でも それは、
「地球のため」ではなく、

『 人間さんなど、
地球の表面で暮らしている
生物たちのため 』
だけ
でしかありません。





そもそも、

われわれ
「ちっぽけな生物たち」が、
この「巨大な地球」
与えられる影響など、

本当に あまりにも
ささやか
なのです。





そ、そんなに
「小さい」ですか??

僕たち…




ふき の疑問に、

かみね が、また
スマホ(のようなもの)を
いじりはじめました。











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『地球にとって、
生物の生活圏は 紙1枚』





調べてみたのですが…

わたしたちの住んでいる
地球の大きさは、

『 12,742 km 』

だそうですよ?




かみね の 言葉に、
ミューラー は、
ニッコリと うなずきました。




ありがとうございます、
かみねさん。

その情報に加えて、
我々の生活していける範囲…

「影響を及ぼせる範囲」
についても
計算してみましょう。





たとえば、
高さ 3776m の「富士山」
の 頂上あたりですら、

多く人が 高山病
なってしまいますし…


世界最高峰の
「エベレスト」(8848m)

ともなれば、

シッカリとした装備なしでは
死の危険 すら
あるそうです。





また、海の中にも
生物はおりますが、

1000メートル…
1キロほど
も 潜れば、

そこで暮らす生物の数は
激減する
ことでしょう。





それらをあわせて
考えてみると、

われわれ生物が
まともに生活したり、

その影響が
露骨に あらわれる範囲
は…





せいぜい、

『 地球の表面の
5キロ範囲ぐらい 』

ではないでしょうか?





「厚さ 5キロ」かぁ…

地球の大きさから見ると、
ちょっと 薄いかな?




それでも、
かなりの ブ厚さです。


高さ 634メートルの
『 東京スカイツリー 』を、
縦に8本



『 東京タワー 』なら、
実に 15本
重ねたほどもある 厚み

なのですから。





それでは、

「生物による
地球への影響の大きさ」

実感しやすくするために、

地球を、
『人間さんの顔』
に たとえて

考えてみることに
しましょう。





人間さんたちの
身長を「170 cm」

頭との比率を
「7頭身」とすれば、

頭の大きさは だいたい、
『24cm』になります。





つまり、
「地球の大きさ」は、

人間さんの 顔の
『 5310万倍 』
もある
ということですね。





ぐえ!!





ふき は、

「5310万個の 人間の顔」が
ズラリと縦に並んだ光景

を想像して、
頭がクラクラしました。



「地球は 大きい」
ということは
知っていたつもりですが、

こうして あらためて
比較してみると、

もはや 比較すること自体が
バカバカしくなる
ほどの、

歴然とした差
感じずにはおれません…





て ことは、
どういう事よ?

ミューラー





はい。

ここから 逆算して、

われわれ生物の生活圏を
「5310万分の1」に
したもの
を、

人間さんの顔の表面に
貼りつければ、

人間さんは 疑似的に、
「地球の気分」を 味わえる

というわけです。





『厚さ 5km』
「5310万分の1」は…

「 0.094 mm 」。


ほぼ『 0.1 mm 』ですね。

「紙」が、だいたい
それぐらいの厚さでは
ないでしょうか?





そんなに
薄いんですか!!





ふき も 同感でした。


自分の顔に、
そんな 薄っぺらいもの
貼り付いていたとしても、

気にするものでしょうか?






しかも、

別に その範囲内に、
汚れがゴッテリ詰まっている
わけではありません。



あくまで これは、
「生物の 生活範囲」
の話に すぎないのです。









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『吹けば飛ぶような、
極小生物「人間」』





ちなみに…

ご存知ですか?
ふきくん。


人間さんたちの顔には、
『 顔ダニ 』と 呼ばれる、
小ーさな虫が、

200万匹 ほど
住んでいることを。




そういえば、
テレビか何かで

そんな話を、
聞いたことがあります。




顔ダニの大きさは、
『4匹並べて、ようやく1ミリ』
ぐらいの、
大変に小さなものです。


そんなものの存在を、
日頃から自覚できている
人間さんなど、

おそらく
いらっしゃらないでしょう…





ふき は うなずきました。




自分自身、
これまでの人生で、

そんなものを
気にしたことが無かった…

気がついたことすら
無かった
からです。





ところで、

もし 先ほどとは「逆」に、
『 人間さんの顔を、
地球と同じ大きさまで拡大 』

したとしたら、

この「顔ダニ」

どれぐらいの大きさに
なると思いますか?





え!? えーと…


「4匹並べて、ようやく1ミリ」
の ものすごく小さな虫を、

5310万倍
するんだから…





全長 13.3キロ
メートル


…です。

ふきくん。






ふき は 絶句しました。





この地球上で、

『 富士山 の 3.5倍 』
もあるバケモノが
200万匹 も 徘徊していたら、

われわれ生物にとっては
「この世の 終わり」です。





でも、
人間が「顔ダニ」を 気にしない
のと 同じように、

地球の表面で
10キロメートルほどの
生物が暴れ回っても、

地球は『知らんがな』
涼しい顔をするはず…




それほどまでに、
あまりに 地球は巨大
で、

われわれ生物は、
あまりに極小
なのです。





「地球に やさしく」
なんて、

とんでもなく思い上がった、
勘違いも はなはだしい

『 上から目線 』



ふき は 久しぶりに、
耳まで真っ赤になるような
恥ずかしさを感じたのでした。








ほれ、ふき

それを踏まえて、
もう1ぺん言ってみ?


「人間は 今後、どうすべき」
なの?





はい…

僕ら「人間」は、

地球さんの表面に
住まわせてもらっている
『 極小生物 』としての
分をわきまえて…





せめて、自分たちの
首を絞めないよう
に、

キレイに 使わせて
いただければ…


とだけ、
切に 願う所存です。





ネック は、
満足そうに ほほえんで、

ふき の 背中を
前足でペンペンと
叩いたのでした。


   





『環境破壊』 は、
生物だけの範囲の問題です。

「地球のため」
などではなく、

単に『自分たちの生存のため』
に やっている行為

であることを、

忘れないで
ほしいものです。



そうでなけれけば、

『思いあがった正義』で
心を武装した「環境保護」
は、

ときに
「人間さんの社会」自体や、
「われわれ 他生物」にまでも、

平気で『攻撃』を
しかけてくる存在

なりかねないからです。


【下へ 続きます】



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