■ あの日、ふき が見たものは 2
ふき、悲しい「悟り」に至る(1/7)





ただ、実をいうと…


ふき は 別に、

この3年間、
ずーっと ずーっと、

こんな事ばかりを
考えて

悩みに悩んで
生きていた
わけではない
のです。







それこそ、
ほんの半年ぐらい前
までは、

「仕事が忙しすぎて」
自分や周りを振りかえって
考えるヒマすら無く…



その影響で
良くも 悪くも、

何も考えずに、
ただ ガムシャラに
走り続けることが
できていた
のです。








ところが
この数年で、

じょじょに
アルバイトの子たちの
数もそろい、

彼らも仕事に慣れて、
あまり 手が かからなく
なってくる
と…



ふき の 中にも、
以前に比べて、

少しずつですが、
『心の余裕』が生まれる
ようになってきました。








…すると、
不思議なことに


それに ともなって、

「今までの 自分であれば、
決して気づけなかった」
色々な事」
に、

次々 考えが及ぶように
なってきた
のです。









[章の 目次 に戻る]