■ ふきの 悲しい決断(6/6)





ふき は 絶句したまま、

目の前の白猫を
凝視しています。

  



ミューラーは、

ただ悲しそうに
目をつぶって、
腕組みをし…





かみね
そんな3匹を、

わけが分からないまま
オロオロと
見比べてています。









僕は…

あの公園に…


ネックさんに 会いに』
行ったんだ…





せわしなく
動いていた
かみね の 視点が、

ガチンと ふき の顔で
止まりました。






ふき の 答えを聞いて、

ネック の 顔つきは、
いくぶん おだやかに
なっています。







ふ ふ ふ ふきさんと
ネックさんって、


あの日が 初対面じゃ
なかった
んですか!??





かみね の 質問には
答えず、


ふき
茫然としたまま、

話し続けるのでした…





3年ぶりに、

あの公園に 行ったんだ…


この街に来て、
一番楽しかった頃の
思い出のある、

あの公園で、


顔見知りだった
ネックさんに
会うために…






「最後の お別れ」を
するために…





    






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