ネック が すでに 「3つ目の願い」を使っている とも知らずに、 『ネックさん は 3つ目の願いで 「神さま」になれる』と 励ましてしまった ふき … 『長く生きることだけが、 「しあわせ」や「生きる意味」 ではない』と、 おそらく ふき だけでなく、 自分自身にも、 言い聞かせるように つぶやいていた ネック … | |
ネックさん… | |
ふき は、 後悔 と 切なさ で 胸が つぶれそうでした… | |
そーんな ツラしてんじゃ ないわよ、ふき。 | |
そんな ふき に、 ネック は、静かに ほほえみました。 | |
あたしが 『やりたい』と思って やった事 なんだから、 変に「恩」とか 感じられちゃうと、 かえって 困るっていうか プレッシャーだよ。 それにさ… | |
ここで ネック は、 遠くを見るような、 でも、とても あたたかい、 そんな目をしました。 |