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『感謝』って 何だろう?


■『感謝』って 何だろう?
(4/8)


『「感謝されない仕事」の
正体とは』





…しかし 一方で、

『 感謝をする気に なれない仕事 』
に 出会うことがあるのも、

たしかな 事実です。






両者の違い は、
一体 何なのでしょう??


「仕事内容」自体には、

たしかに 間違いなく、
「感謝すべきもの」
あるはずなのに…

 




「ヘボいから」
なんじゃないの?


仕事の『 種類 』
じゃなくて、

仕事の『 出来 』が… さ。





ネック の 一言に、

ふきかみね
『 あっ! 』と 叫び、

ミューラー
「うんうん」と うなずきました。

   




その通りです、
ネックさん。

今まで話したように、
「仕事」そのものには
それぞれにキチンとした
「ニーズ」がある
わけですから、

そのニーズに適切に応えれば、
『感謝』は 自然と得られる
ものなのです。




ですが、

その仕事を いいかげん に…

あるいは、
本人の能力が不十分なまま
こなしたとしたら、

どうなって
しまうでしょう?




中途半端な
商品や作品、サービス

つかまされれば、

ユーザーさんたちは、
感謝どころか
「不快感」を 抱く
でしょうし…




不勉強な お医者さん
に かかってしまえば、

ときに
『命にかかわる 被害』
を 受けてしまうこともあり、

そうなっては もはや
「感謝」うんぬんどころの
話では ありません。




 




人々に選ばれた
「政治家さん」や、

人々の生活に
直結する仕事についている
「公務員さん」たちが、

型に はまりきった、
長期的視野も何もない、
その場しのぎの仕事ぶりで
『税金を浪費』
したとしたら、

怒らない人が
いるでしょうか?




「マスコミさん」が、
自社や関連企業の利益のために、
「意図的に ゆがめられた情報」
(デマ)を拡散
すれば、

それを鵜呑みにした人々は
結果的に マスコミの操り人形
なってしまいますし、

操り人形の人々は、
「正確な情報」を知っている
一部の人々
との 認識の違い から
争いに発展してしまう
恐れすらあるのです。






「感謝されない仕事」
というものは、
「基本的には」存在しません。


しかし…




『感謝されるに
値しない
仕事の「出来」』

というものは、

悲しいかな
この世の中には、
いくらでも 存在する
のです。




  



【下へ 続きます】



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ミューラー
解説が終わると、

ふき は 少し うつむきながら、
何度も静かに
うなずいたのでした。




そうか…

これが、
僕や 車輪くんの感じていた

『 違和感 』の 正体
だったんだ…




「関係者に 感謝される」という、
当たり前 のことを、

さも その仕事だけが持つ
メリット
のように、

ウソを混ぜたアピールをしている
一部の『 求人広告 』






「感謝される」ことは、
自分の能力が高くなった果てに
得られる報酬の1つ
なのに、

ただ 特定の仕事に
つきさえすれば、
それが無条件で得られる
かのごとく「勘違い」

してしまっていたり…


「感謝」という
聞こえのいい言葉を、

面接官の心証を良くするための
手段の1つ ぐらいにしか
考えていない


一部の
『 就職希望者 』たち








『 感謝 』という
すばらしい報酬が、

「ただの 売り文句」
「小手先の 自己アピール」
成り下がっている おかしさ

こそが…


ふきたちが感じていた
違和感の 正体
だったのです。

  






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