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『 誰もが 感謝すべき、 歴史的発明品 』と 「同じ あだ名」を お持ちの ご友人が、 ふきくんと 『 感謝 』について 話し合った… | |
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「偶然」といえば それまでですが、 私は なんだか、 とても不思議で、 うれしい気持ち に なったのです。 | |
かみね が、 ホッと ためいきを つきました。 | |
不思議で… すてきな偶然ですね。 | |
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いやいや、ミューラー。 それは さすがに、 こじつけ でしょ? | |
そんなふうに 茶化す ネック も、 この 偶然の一致は まんざらでもないようで、 「へえぇ、車輪かぁ… ふーん…」 と、何度も口の中で 小さく くりかえしています。 この一件についても、 ぜひ 車輪くんに伝えて… と 思った ふき でしたが、 はてさて、こんな 「 出来すぎた偶然 」、 話したところで、 彼に信じて もらえるだろうか…?? |
「感謝されたい!」という 欲求が強くなりすぎて、 それが『主目的化』 してしまい、 誰かに 踊らされたり、 自覚なく 誰かに 迷惑をかけてしまう状態… 私は これを、 『 感謝されたい症候群 』 と 呼んでいます。 |
ちなみに、 「感謝を得ること」自体は、 実は とても簡単です。 『何かが不足している相手に、 その「不足しているもの」を 与えてやりさえすれば』 相手は簡単に、 感謝してくれるもの なのですから。 でも、そんなものは、 『親切』でも 『善行』でも ありません。 「それを与えることが 相手にとって 本当に良いことなのか?」 ということまで キチン考えた上での 言動こそが、 たとえ相手に 感謝されなかった としても、 『 本物の意味で 相手を思いやった、 価値のある行為 』 ではないでしょうか? |
【捕捉】 今回の 物語は、 自分が 2018年7月に行った 「クラウドファンディング」 の リターン (支援してくださった方への お礼) として制作したものになります。 『車輪』というハンドルネームも、 その支援者さんが 今まで実際に 使用されていたものであり、 決して、今回の物語の結末に合わせて、 都合よく改変したものでは無いことを ここに明記したく思います。 ( いえ 本当に。 信じて〜(笑)) |