■『 感謝されたい症候群 』(11/14)





はい。

たとえば、今でこそ
当たり前のように
使われている

『 筆記用具 』 ですが…

昔は当然、こうした物は
存在しませんでした。




そのため、

当時の人間さんたちに
どんなに 素晴らしい知識
があっても、

それを 伝えたり
残すための手段は、

あくまで 『 口述 』
『 記憶頼り 』 で…




伝わる範囲も
限られていました
し、

伝言ゲームのように
途中から 「勘違い」 が
混ざったりもしていた

と思うのです。




そういえば ふき も、

ゲームアイディアを
メモするための
小さな筆記用具 を、

いつもポケットの中に
入れています。



これが無いと、

すごく良いヒラメキが
あったときも、

しばらくすると
その細部を忘れてしまい…



「たしか あの時は、
もっとバッチリなアイディアが
浮かんだはずなのに…

ああ、メモさえしておけば…」




…と、深く後悔することが、
たびたび あったためです。




『 筆記用具 』 という
偉大な発明
あったからこそ、

人間さんたちは
長期にわたって
お互いの知識や記録の
誤差を減らせる
ようになり…




それが、今のような
高度な文明
築くうえでの、

大きな足掛かりの1つ
と なったのでは
ないでしょうか?




かみね も、

スマホ(みたいなもの)を
やさしくなでながら
言いました。




『 コンピュータ 』
『 インターネット 』も、

歴史を変えた発明の
1つですよね。




今では、パソコン や
スマホ を通じて、

この世界に生きる
多くの人間さんたちが、

まるで、
「インターネット」という
巨大な知識体の
細胞1つ1つのようになって、

日々、『 お互いの膨大な知識を
共有したり、積み上げたり
し続けている 』
のですから…







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