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第0章『白猫ネックと 出会った日』→ ふき、白猫を相手に 世の中をグチる |
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「神経を すり減らす」 って 言えば、 今の 世の中の連中 も、 なーんか おかしい よなぁ… |
白猫 の 頭を やさしく なで続けつつも、 ふき の グチは 止まりません。 ![]() | |
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なんか 皆、 やたらと セカセカ してるし、 自分には甘々 なくせに、 「他人の失敗」には 激カラで大批判 だし… |
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細かいことにも いちいち 『正義の味方ヅラ』して からんで来るから、 ほんっっと、 ウザくて たまんない よ… |
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あと、政治家 も 政治家だよなぁ。 オレらの税金から タップリ 金 もらってる んだから、 もっと 俺らのための政治を やってみろ ってんだよ! |
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あーあ… 『仕事は イライラ させられる』… 『社会は なにか おかしい』… 『政治家は 無能』… 世の中 バカばっか で、 最近、本気で つまんねーわ… |
ふき は ここまで話すと、 あらためて 鼻の穴から、 不満タップリの ためいき を 「むふーー…」と 吹き出して… そのまま、 押し黙ってしまいました。 白猫は そんな ふきを、 ただ 静かに 見上げています… ![]() ![]() …ところが、 しばらくすると、 ふき は 急に「フフッ」と ニヒルっぽい薄笑いを浮かべ、 こんなことを 言い出したのでした。 |