サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第0章『白猫ネックと 出会った日』
ふき、白猫を相手に 世の中をグチる


■ ふき、白猫を相手に
世の中をグチる(3/4)


『民衆も 政治家も、
とにかく世の中は バカだらけ!』





「神経を すり減らす」
って 言えば、

今の 世の中の連中 も、
なーんか
おかしい よなぁ…




白猫 の 頭を
やさしく なで続けつつも、

ふき の グチは止まりません。






なんか 皆、
やたらと セカセカ
してるし、


自分には甘々 なくせに、
「他人の失敗」には
激カラで大批判
だし…




細かいことにも
いちいち
『正義の味方ヅラ』して
からんで来るから、

ほんっっと、
ウザくて たまんない よ…






あと、政治家
政治家だよなぁ。


オレらの税金から
タップリ 金 もらってる
んだから、

もっと
俺らのための政治を
やってみろ
ってんだよ!





あーあ…


『仕事は イライラ
させられる』…


『社会は なにか
おかしい』…


『政治家は 無能』…

世の中 バカばっか で、

最近、本気で
つまんねーわ…






ふき
ここまで話すと、

あらためて 鼻の穴から、
不満タップリの ためいき
「むふーー…」
吹き出して…


そのまま、
押し黙ってしまいました。



白猫は そんな ふきを、

ただ 静かに
見上げています…

  




…ところが、
しばらくすると、

ふき は 急に「フフッ」
ニヒルっぽい薄笑いを浮かべ、

こんなことを
言い出したのでした。









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