■ オレって、しあわせwwwww (5/7)





…と、ここまで話した
ふき の顔に、

ジワ〜リと 薄笑い が
浮かんできました。





自分の幸福
列挙しているうちに、

それらが あらためて
実感されてきて、

うれしさで顔が
ゆるんできた
ようです。





でも、こうやって
ニュースとかに
出てくる奴らって、

無職で金が無いから
『借金地獄に
ハマりこんだ』

とか、

学校 や 会社 や 病気 や、
中には生活そのものが
ツラくて、


『鬱になった』とか、
『自殺した』とか、
『犯罪に手をそめた』とか…


ほんと 愚かだね〜〜
としか 思えませんよ。






そして ふき は、
今の自分の しあわせに
陶酔するかのごとく

一段と深いニタニタ笑い
その顔に浮かべ、

自信満々に、
こう 結論づけるのでした。





ま、他人さんが不幸だから
言うわけじゃ
ないですけどね…


オレって
恵まれてるつーか、

神に 愛されてる
人間なんだな〜

て、思うんですわ〜







一通りの主張を終え、

満足の鼻息を
吹き出しながら、

ニタニタが
止まらない ふき







ネック は、そんな彼を
しばらく見つめた後、

しかし、「フン…」
鼻で笑ったのでした。








[章の 目次 に 戻る]