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第2章『それって、しあわせ?』→ 南方からの客人 |
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…と、激怒しかけた ふき でしたが、 ここまで 素直に感謝される と 悪い気は せず… また、 この 紳士的なトンビ と こうして話をしていると、 あの「ミジメな 冬の海の記憶」も、 なにか 大切で 運命的な、 『あたたかい出会いの 思い出』 に 思われてくるのでした。 このトンビ、 なぜか 人間の言葉も しゃべれる ようですし… ちょっと うちにあがってもらって、 いろいろ ゆっくりと 語り合ってみたい… ふき は、そんな気持ちに なってきたのでした。 | |
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そのときになって ふき は、 今の自分が 「一人暮らし」ではない ことに 気づきました。 |