■「物」は、無常である(1/4)





先日、『 お金 』 について
ダメ出し(?)を食らったので、

その延長でもある『 品物 』
人生の幸せ と 主張するのは、

さすがに ふき も、
自信が無かったのですが…





思い返してみると、
あのとき ミューラー は、

「お金は、価値が変動する
ところがあるから
怖いのです」




と 言っておりました。





一方で「品物」は、

一度 買ってしまえば
自分だけのものであり、

自分の中の考えが
変わらないかぎり、
(その品物に飽きたりしないかぎり)


価値も変わらない
はずです。




「結構 いけるのでは?」





そう考えて、

『 物をたくさん持ってる
自分は、幸せだよね? 』


と、今回も主張してみた
ふき だったのですが…




ミューラー の 回答は、

「お金」のときと
似ているような
違うような、

とにかく、
以下のような感じでした。






「品物」は、
日々を快適に
すごすための道具
には
違いないですが…


「人生の目的」…

「しあわせ そのもの」とは、
言えないと思うのです。





その理由の1つとして、
品物は 必ず壊れて
しまいますよね?


もちろん、
「命」や「お金の価値」にも、
そうした面はありますが、

日々使っている品物ほど、
『 いつか壊れる・無くなる 』
という未来を
容易に想像できる
ものは
ありません。





このような、概念… 真理を、

たとえば仏教では、
『 無常 』と 称しています。





「 無情 」…??





ふき の キョトンとした顔を、
彼の足元から
見上げていた白猫は、

察して、
「ふふん」と 鼻で笑いました。








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