サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第2章『それって、しあわせ?』
『品物』をいっぱい 持っていれば、本当に しあわせ?


■『品物』を
いっぱい 持っていれば、
本当に しあわせ?


『品物は「無常」である』


執筆日 2015年頃   最終更新日 2021年 02月27日





先日、
お金について
ダメ出し(?)を食らったので、


その延長と考えられる
『 品物 』
人生の幸せ
主張するのは、

さすがに ふき も、
自信が無かったのですが…






思い返してみると、
あのとき ミューラー は、

『お金は、価値が変動する危険が
あるから、怖いのです』




と 言っておりました。





一方で「品物」は、

一度 買ってしまえば
自分だけのものであり、

自分の中の考えが
変わらないかぎり、
(その品物に飽きたりしないかぎり)


価値も変わらない
はずです。




これは 結構、
いけるのでは?






そう考えた ふき は、



「物」を たくさん持ってる
自分は、幸せだよね〜?



…と、

今回も主張して
みたのですが…



ミューラー の 回答は、

「お金」のときと
似ているような
違うような、

とにかく、
以下のような感じでした。





たしかに「品物」は、
日々を快適に
すごすための道具
には
違いないですが…


「人生の目的」

「しあわせ そのもの」とは、
言えないと思うのです。





その理由の1つとして…

品物は 必ず壊れて
しまいます
よね?





もちろん、
「命」や「お金の価値」にも、
そうした面はありますが、

日々使い続け
消耗していく
『品物』という存在ほど、

『 いつか壊れる・無くなる 』
という未来を
容易に想像できる

ものはありません。





このような 概念…
真理を、

たとえば仏教では、
『 無常(むじょう)』
と 称しています。





「 無情 」…??





ふき の キョトン顔を、
彼の足元から
見上げていた白猫は、

察して、
「ふふん」と 鼻で笑いました。








ふき、あんた まさか、

「心が冷たい」って意味の
『 無情 』
勘違い してなくない?





そうじゃなくて、
無常よ、『 無常 』


「どんな物事にも
永遠なんて無くて、
いつか必ず 終わりが来る」

って 意味ね。





そーんなことも
知らないんだ?

ははーん。





ネック に笑われて、
頭に血がのぼった ふき は、

彼女を見おろしながら、
精一杯 憎らしい笑み を浮かべて、
こう 言い返しました。





あー、
なるほど なるほど。

そっちの「ムジョウ」
でしたか。

もちろん
知っておりますよ〜?





いやー、失敬失敬。

ここしばらく、
『 無情 』な 誰かさん
いっしょに暮らして
いるもんで、

つーい「そっちの意味」かと
早合点してしま
グゲッッ






ネック
もはや 恒例のように、

ふき弁慶の泣き所
一閃し終えた自分のツメに、
フッと息を吹きかけ、
ゆっくりとしまい、



ふき は 恒例のように、
その痛さに 床を転げまわって
悶絶しています。



  





そんな 2人のやり取りを、
唖然として見ていた
ミューラー は、


「ま、まあ、
それは さておき…」




という感じの空咳を
「コホン」と 1回入れて、
話を再開するのでした。



【下へ 続きます】



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『「品物」は、
幸せ そのものではなく、
幸せに近づくための「道具」』





その通りです。

ネックさんが
おっしゃられたほうの
『 無常 』の お話です。





言うまでもなく、

「品物」は いつか必ず
壊れてしまいます。





また、
「お金」と いっしょで、

あくまで
「自分の人生の幸せを
ある程度 コントロール
するための道具」

に すぎません。





そんなものを
手に入れることが
「主目的」に なってしまって
いるような生き方は、

ちょっと
「しあわせ」とは
言いがたく…





結局 これも、

「生きる意味」そのもの
ではない…


と 考えられるのでは
ないでしょうか?





ネック
「うんうん」と うなずいて、

ミューラー の 後を
継ぎました。





そーよ、ふき

たしかに
あんたの この部屋は、

いろいろ「品物」があって
便利だし 楽しい けど…





「この部屋に、品物を
そろえていくだけが
あんたの人生の目的」

なんて、

バカみたい じゃん?






「品物」ってのはね。

『 それを使って
何をするか 』

が 大切なの。





物に 囲まれたいなら、

『ホームセンターの
店員さん』

にでも なりなさいよ。







「ホームセンターの店員さん」は、

商品 に 囲まれているのであって、
自分の持ち物 に 囲まれてる
わけじゃないでしょうが…






…と言いたかった
ふき でしたが、

ネック
『するどいツメの一撃』を
1日に2回以上 食らう危険性

を 考えると、

さすがに 怖くて、
言い出せませんでした。






それに、

今の ネック の 言葉には、
確かに うなずけるものが
あります。







そんなふうに、
真摯な気持ちになっていた
ふき でしたが、


直後の ネック の 言葉が
彼を「逆なで」しました。






ちなみに、
あたしが あの壁で
「ツメとぎ」したのも、

あんたに『無常』
教えるために
「わざと」やったこと
なんだからね?

よーっく、感謝すんのよ?





うそだっ!

あれは あんたが
欲望に まかせ…








案の定 ふき は、
全部を言い終わらないうちに、
痛さで床を転げまわって悶絶し、


ネック は、自分のツメに
フッと息を吹きかけ、
静かに それをしまうのでした。



  





ミューラー は、
そんな2人を見つめながら、

「とほほ…」といった感じに
肩をすくめるのでした。







品物は、あくまで
「道具とか、
人生のアクセサリー」

すぎないのよ?

『人生の目的 そのもの』
ってわけじゃ無い

のよね。


そこんとこ、
勘違いすんじゃないわよ?


【下へ 続きます】



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