サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第2章『それって、しあわせ?』
『友達』が いれば、本当に幸せ?


■『友達』が いれば、
本当に幸せ?(4/4)


『仲良しだけが友達ではない』





まあ、とは言え…





親友5人 ってのは、
ほんと驚いたよ ふき




ネック が 話を戻しつつ、
あらためて
ふき を 称賛しました。







ふき って バカだけど、
たまに こういう
良さが あんのよね。

だから あたしも
なかなか見捨てらんなくてさ。





まったくですね!


いや〜、私も
ふきくん に会うために、
「人間さんたちの社会」について
半月間 猛勉強 してきた甲斐が
あったというものです。





「見捨てる」て、なんだよ
ネックさん!?

「まったくですね!」て、
どこまでの範囲で
ネックさんに 同意してるの、
ミューラーさん!?

まさか『バカだけど』
含めてとか???






猫 と トンビ に、
褒められてるんだか
ケナされているんだか
分からない言葉
をあびせられて、

なんとも心境複雑
ふき でしたが…



最後に ミューラー は、
こんなことを言ったのでした。





私、思うのです。


「仲良くすること」は、
もちろん 大切なことでは
ありますが…





言いたいことも言わず、
ケンカも 言い合いもしない…
「できない」
ような関係は、

ものすごく空しいというか、
悲しい間柄 ではないでしょうか?


「ケンカをしない = 仲良し」
というわけでは 決してない

んですよね。





その意味では、

歯に衣着せぬ 言い合いのできる
ふきくんと ネックさん」
は、

意外に『親友』に 近い関係
いらっしゃるのでは
ないでしょうか?





これも また、

ふき が 今まで考えたことも
無いような見方でした。




ネックさん と、オレが、

親友





ふき にとって、
あまりに意外で
ピンと来ないような、

でも ちょっと
照れくさいような話なので、


ちょっと
ドキマギしながら

「ど、どうなんスかねぇ、
ネックさん」





と、うかがってみると…





当の 白猫は、


へっ


と、鼻で笑って
おりましたが。




・ ・ ・ ・







「尊敬」の ともなわない、
単なる損得関係で
つながっているだけの交友
は、
あくまで 単なる『知人』です。

そんなものを無闇に増やしてまで
安心感を得ようとする

そんな人生が「しあわせ」だとは、
私には とても思えません。



逆に、どんなに少数でも、
互いに ゆるがない
「尊敬」で 結ばれた
『親友・家族・仲間』を
持てている方
は、

本物の「人生の幸せ」の1つを
獲得している人
と、
言えるのではないでしょうか?


【下へ 続きます】



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